このブログの古くからの読者の方は覚えておいででしょうか、
ワタクシが殿にあげたお揃いのキャップのことを。
自分用に買ったキャップなのに殿が気に入ってしまい、
横取りされそうになったので同じのを買ってあげた、というアレですよ。
ボスとペアルックなんて冗談じゃないので、
「ワタクシがかぶる時はかぶらないでくださいね」って言ったのに、
殿が大のお気に入りとしてほぼ毎日かぶってしまっているので、ワタクシはほとんどかぶれず。
「おかげで1年でこんなに汚さの差がつきました」と、ほぉ舜堂で画像を出したキャップです。
あれから2年半の月日は流れ、
夏用のキャップなのに冬でも愛用してくれていたのは、贈った側からすれば光栄なことですが、
酷く汚れたものを構わずどこにでもかぶって出掛けるので閉口していました。
ワタクシこっそり何度洗濯したことか。 最低、10回は洗ったと思います。
そして、ワタクシが自分のをかぶれたのは、今までで4,5回?
2つのお揃いのキャップは、
もはや、一緒にかぶったとしてもペアルックには見えないほど別物になっていました。
まーそこまで気に入っているのなら、と、同じブランドのキャップをネットで探し続けていたら、
先日、ようやく同じデザインの物を発見!
ちょうど殿のお誕生日時期なので買ってあげましょうかね、とオーダー。
(本当は、あまりにも汚いのをこれ以上かぶってて欲しくなかったからなんですが)
かくして、11月1日の殿の御生誕日の貢物に、件のキャップを献上いたしました。
「わたしはプレゼントってあまり喜ばないよー」とか、カワイクナイことを言いながら受け取る殿に、
「ふふん、見てからおっしゃい」と、ワタクシ不敵な笑み。
包みからあのキャップが出てきたら、ほらね。
「どこにあったのー?!」と殿大喜び。
ところが、
数日後、
「まだ汚してない今のうちに、3つ並べて写真撮りましょう」
と、ワタクシ自分の新品同様のキャップを工房に持ち込むと、
「なんかね、、、形が違うんだよね」
と、殿がさみしそうにポツリ。
「え? ほんのちょっと、つば先の皮の色が違うのが嫌なんですか?」
「違うよ。形。前のやつの方が、サイドが広がってなかったから好きだったんだ」
そこでワタクシの新品と比べてみると、???
「かぶると解るよ、ホラ」
と、殿がワタクシのをかぶると、、、ああ、納得。
本当に微妙なんですが、サイドがスッキリしているのです。
「デザインじゃなくって、ディテールが好きだったってことですね、なんだ、苦労して見つけてきたのに」
「この形、なかなか無いからね。だからずっと好きでかぶってたんだよ」
と、また汚い古い方に手を伸ばしそう。。。
わー、それだけはもうやめてーーー!
「わかりましたよ、どうせワタクシかぶれないだろうから、交換してあげます」
「え?」
「ワタクシの、ほぼ新品の方と取り替えてあげます!」
まぁ、その時の殿の嬉しそうな顔ったら!!
「ありがとうー!ほぉーさーんっ!」
ハグせんばかりに近づいてきたので、
「イヤっ寄らないでっ! その全身にまとった紫檀の赤い粉をワタクシに付けないでっ!」
ワタクシがずっとずっと大事に綺麗にしていたキャップ、
この綺麗さが近日中に失われることは、必至です。。。
ワタクシが殿にあげたお揃いのキャップのことを。
自分用に買ったキャップなのに殿が気に入ってしまい、
横取りされそうになったので同じのを買ってあげた、というアレですよ。
ボスとペアルックなんて冗談じゃないので、
「ワタクシがかぶる時はかぶらないでくださいね」って言ったのに、
殿が大のお気に入りとしてほぼ毎日かぶってしまっているので、ワタクシはほとんどかぶれず。
「おかげで1年でこんなに汚さの差がつきました」と、ほぉ舜堂で画像を出したキャップです。
あれから2年半の月日は流れ、
夏用のキャップなのに冬でも愛用してくれていたのは、贈った側からすれば光栄なことですが、
酷く汚れたものを構わずどこにでもかぶって出掛けるので閉口していました。
ワタクシこっそり何度洗濯したことか。 最低、10回は洗ったと思います。
そして、ワタクシが自分のをかぶれたのは、今までで4,5回?
2つのお揃いのキャップは、
もはや、一緒にかぶったとしてもペアルックには見えないほど別物になっていました。
まーそこまで気に入っているのなら、と、同じブランドのキャップをネットで探し続けていたら、
先日、ようやく同じデザインの物を発見!
ちょうど殿のお誕生日時期なので買ってあげましょうかね、とオーダー。
(本当は、あまりにも汚いのをこれ以上かぶってて欲しくなかったからなんですが)
かくして、11月1日の殿の御生誕日の貢物に、件のキャップを献上いたしました。
「わたしはプレゼントってあまり喜ばないよー」とか、カワイクナイことを言いながら受け取る殿に、
「ふふん、見てからおっしゃい」と、ワタクシ不敵な笑み。
包みからあのキャップが出てきたら、ほらね。
「どこにあったのー?!」と殿大喜び。
ところが、
数日後、
「まだ汚してない今のうちに、3つ並べて写真撮りましょう」
と、ワタクシ自分の新品同様のキャップを工房に持ち込むと、
「なんかね、、、形が違うんだよね」
と、殿がさみしそうにポツリ。
「え? ほんのちょっと、つば先の皮の色が違うのが嫌なんですか?」
「違うよ。形。前のやつの方が、サイドが広がってなかったから好きだったんだ」
そこでワタクシの新品と比べてみると、???
「かぶると解るよ、ホラ」
と、殿がワタクシのをかぶると、、、ああ、納得。
本当に微妙なんですが、サイドがスッキリしているのです。
「デザインじゃなくって、ディテールが好きだったってことですね、なんだ、苦労して見つけてきたのに」
「この形、なかなか無いからね。だからずっと好きでかぶってたんだよ」
と、また汚い古い方に手を伸ばしそう。。。
わー、それだけはもうやめてーーー!
「わかりましたよ、どうせワタクシかぶれないだろうから、交換してあげます」
「え?」
「ワタクシの、ほぼ新品の方と取り替えてあげます!」
まぁ、その時の殿の嬉しそうな顔ったら!!
「ありがとうー!ほぉーさーんっ!」
ハグせんばかりに近づいてきたので、
「イヤっ寄らないでっ! その全身にまとった紫檀の赤い粉をワタクシに付けないでっ!」
ワタクシがずっとずっと大事に綺麗にしていたキャップ、
この綺麗さが近日中に失われることは、必至です。。。