弓は楽器の一部なのです。
このところ何人かのお客様からのメールにての問い合わせが来ていまして。
なんだか以前より雑音ぽくなった。
弾き込んだら鳴ってくるはずなのに、むしろ音がかすれてきてしまった。
あるいはかなり中国でも高価な弓に変えたのだが、最初は良かったのだが、どんどんなり方が落ちてくるような気がする。
これらのお問い合わせは、何しろメールだけでのやり取りで、楽器の具合を判断しながらお答えしているような若ですから、
実際に見てみないと分かりにくいのです。
ただ、お話を聞いて(メールで)、もしかしたらこれは弓の問題ではないかな。と思われることもありまして。
弓を変えてみてください。と提案しまして,変えてみたところとても良く鳴るようになった。というお話もいただいています。
そんな中には、替える弓がない、どれを買ったらよいのか、などというご質問もあったりします。
これははっきり言って、どのメーカーなら安心とは言えないのが、二胡の弓の現状です。
要するに、自然の竹の張力が一本一本違いますし。
毛の張り方にしても、相当安定して張っているようでいても、時間経過とともに、バラバラとばらけてしまうようなものもあります。
これらは、毛の最後の仕上に、ヘアーアイロンを使ったりして整えているものがあるからです。
皆さんの髪の毛と同じで、ドライヤーなりヘアーアイロンなどを使うと、きれいにその時は整いますが、
湿気を含んでくるとまたバラバラになって、ぼわーっとしてきてしまいますね。
ですから、買ったときにきれいに見えても、必ずしも、弓の毛として整えられているわけではないものも多いのです。
もちろん中には、自社の製品の管理がとても良くされていて、
竹の張力によって金額を変えているところなどもあります。
それでもです、同じ金額だからと言って、同じレベルではないのが、二胡の弓なのです。
まあ、それは、ヴァイオリンなんかの弓も同じところはあります。
電化製品や車などとは違います。
同じメーカーの違う金額の物を購入すれば、それは製品としてどこが違うか、何の性能が違うかというのがはっきりしていますね。
楽器にしても、現地の値段に限りなく近い金額で販売されている楽器もあれば、現地の20倍くらいの値段の楽器もあります。
それは販売会社の姿勢の問題でしょう。
かといって二胡は楽器ですから、この性能があるから、この金額などというのは決めきれないところもあります。
弓はさらにその幅が大きいように思います。
ある、お客様とのメールでのやり取りの中に、中国で比較的高価なものを買ったのに、雑音が酷くなった
元からついていた、安い弓に取り換えたらその雑音がなくなった。などということもありました。
高価な弓が、どこに手をかけて高なのかという問題かもしれません。
聞いてみたら、毛は綺麗で、真っ白、最初の弓の毛は何だか、ちょっと汚れたような薄く茶色、というお話もありました。
これは毛をとてもきれいに、脱色して真っ白にしてその手間が金額に反映されていたのかもしれません。
ところが脱色すればするほど、毛は痛みますから、その上ヘアーアイロンなどで強く熱をかければさらに痛みます。
手をかけて毛を痛めている状態なのです。
ですから、元の安い脱色していない弓の方が、傷んでいない分長持ちもしよい音になったのでしょう。
ヴァイオリンの弓なども、軽くですが脱色されているものがほとんどです。
軽く脱色することで油分も取れ、松脂のノリもよくなるということもあります。
反対に脱色していない弓は、松脂のノリがとてもわりです。
覚えていらっやる方も多いと思いますが。昔の弓の中には最初に使う時、10分も20分も松脂をかけないと松脂が乗らないなどという弓もありましたね。
かといってだ食していない弓の毛は、整えるのにとても時間がかかります。
何しロ油で、オべたべたですから、お陰で切れにそろっていないものもたくさんありました。
ヴァイオリンの弓毛なども、仕入れるたびに、少しずつ違いがありまして、同じところの楽器屋さんで毛の張替えを長く続けている方などは、今度の毛は良かった、の悪かったのといろいろご自身の弾き方との、そして弦との相性、また弓の木の張力との相性などもありまして、なかなかに思うようなものだ手に入らないという方も多いようです。
これは仕方のないことですね、馬毛にしろ、天然ものですから同じものはないのです。
しかし、弓は楽器をの物を鳴らすための道具です。
彫刻家が飲みを選ぶのと同じで、弓もできたら、良いものを選びたいですね。
このところ何人かのお客様からのメールにての問い合わせが来ていまして。
なんだか以前より雑音ぽくなった。
弾き込んだら鳴ってくるはずなのに、むしろ音がかすれてきてしまった。
あるいはかなり中国でも高価な弓に変えたのだが、最初は良かったのだが、どんどんなり方が落ちてくるような気がする。
これらのお問い合わせは、何しろメールだけでのやり取りで、楽器の具合を判断しながらお答えしているような若ですから、
実際に見てみないと分かりにくいのです。
ただ、お話を聞いて(メールで)、もしかしたらこれは弓の問題ではないかな。と思われることもありまして。
弓を変えてみてください。と提案しまして,変えてみたところとても良く鳴るようになった。というお話もいただいています。
そんな中には、替える弓がない、どれを買ったらよいのか、などというご質問もあったりします。
これははっきり言って、どのメーカーなら安心とは言えないのが、二胡の弓の現状です。
要するに、自然の竹の張力が一本一本違いますし。
毛の張り方にしても、相当安定して張っているようでいても、時間経過とともに、バラバラとばらけてしまうようなものもあります。
これらは、毛の最後の仕上に、ヘアーアイロンを使ったりして整えているものがあるからです。
皆さんの髪の毛と同じで、ドライヤーなりヘアーアイロンなどを使うと、きれいにその時は整いますが、
湿気を含んでくるとまたバラバラになって、ぼわーっとしてきてしまいますね。
ですから、買ったときにきれいに見えても、必ずしも、弓の毛として整えられているわけではないものも多いのです。
もちろん中には、自社の製品の管理がとても良くされていて、
竹の張力によって金額を変えているところなどもあります。
それでもです、同じ金額だからと言って、同じレベルではないのが、二胡の弓なのです。
まあ、それは、ヴァイオリンなんかの弓も同じところはあります。
電化製品や車などとは違います。
同じメーカーの違う金額の物を購入すれば、それは製品としてどこが違うか、何の性能が違うかというのがはっきりしていますね。
楽器にしても、現地の値段に限りなく近い金額で販売されている楽器もあれば、現地の20倍くらいの値段の楽器もあります。
それは販売会社の姿勢の問題でしょう。
かといって二胡は楽器ですから、この性能があるから、この金額などというのは決めきれないところもあります。
弓はさらにその幅が大きいように思います。
ある、お客様とのメールでのやり取りの中に、中国で比較的高価なものを買ったのに、雑音が酷くなった
元からついていた、安い弓に取り換えたらその雑音がなくなった。などということもありました。
高価な弓が、どこに手をかけて高なのかという問題かもしれません。
聞いてみたら、毛は綺麗で、真っ白、最初の弓の毛は何だか、ちょっと汚れたような薄く茶色、というお話もありました。
これは毛をとてもきれいに、脱色して真っ白にしてその手間が金額に反映されていたのかもしれません。
ところが脱色すればするほど、毛は痛みますから、その上ヘアーアイロンなどで強く熱をかければさらに痛みます。
手をかけて毛を痛めている状態なのです。
ですから、元の安い脱色していない弓の方が、傷んでいない分長持ちもしよい音になったのでしょう。
ヴァイオリンの弓なども、軽くですが脱色されているものがほとんどです。
軽く脱色することで油分も取れ、松脂のノリもよくなるということもあります。
反対に脱色していない弓は、松脂のノリがとてもわりです。
覚えていらっやる方も多いと思いますが。昔の弓の中には最初に使う時、10分も20分も松脂をかけないと松脂が乗らないなどという弓もありましたね。
かといってだ食していない弓の毛は、整えるのにとても時間がかかります。
何しロ油で、オべたべたですから、お陰で切れにそろっていないものもたくさんありました。
ヴァイオリンの弓毛なども、仕入れるたびに、少しずつ違いがありまして、同じところの楽器屋さんで毛の張替えを長く続けている方などは、今度の毛は良かった、の悪かったのといろいろご自身の弾き方との、そして弦との相性、また弓の木の張力との相性などもありまして、なかなかに思うようなものだ手に入らないという方も多いようです。
これは仕方のないことですね、馬毛にしろ、天然ものですから同じものはないのです。
しかし、弓は楽器をの物を鳴らすための道具です。
彫刻家が飲みを選ぶのと同じで、弓もできたら、良いものを選びたいですね。