9月7日 いよいよ明日「煌」「光輪」「寂光」の販売が始まります。
このところ、思ったより多くの問い合わせが、光舜松脂製造販売所や光舜堂に来ております。
ありがたいことです。
しかしお受けできないことも多々あります。
先ず、テストピースを送ってもらって良ければ買うから!と言うお話がいくつか。
これはお断りしております。
この方たちは、かの高額な松脂高いから良いものだと思って購入してしまったのかもしれませんね。だからこそなのです今光舜松脂製造販売所はできる限り流通も含めてリーズナブルにしていこうと考えているのです。
今すぐにはできませんが、クロサワ楽器店さんの大久保のお店とお茶の水のお店に置かせていただきますのでそちらでお試しいただくようになりますので。
「煌」「光輪」「寂光」のハーフサイズを作ってワンセットで販売しないか?
これは面白いアイデアかもしれませんが、そうなると容器の事や量のこと、ということは再度型をを作り直してという事になってしまい、すぐには無理です。特に容器は考えて、テストをしてという事になりなかなか大変ですのでだいぶ先にになるでしょうね。
これは何かの折にイベントとしてなどは考えられますかね?
それもありますが、この三つのうちどれかが先になくなった時にどのように補充していくのかも問題ですよね。
またある楽器店の店員さんから、個人的に購入してみてとても気に入ったのでそのお店に卸してほしいとのこと。
これも難しいです、何しろクロサワ楽器店さんは常識では考えられないくらいな制作者に思いやりのある条件ですから、たまに、クロサワ楽器店さんは様々な手間を入れると赤字ではないかと考えてしまいます。ありがたいことです!
ある楽器関連の大きな卸の会社から、「何故、うちに卸してくれないのか!!??」
とても大きな会社です「御社と付き合ったらどのくらいの数作らなければいけないの?」と聞きましたら「一月に最低でも300は必要です、全国の小売店ですから」
「無理!!!!!大体そんなに作れないです」
こういうとみなさんびっくりします。ましてやヴァイオリン関係の方ですと普通の松脂の作り方を知っていますから、大変驚きます。
そこで致し方なくある程度の製造工程を話しますと、諦めてくれましたね。
仲の良い会社なので、一緒に元鈴木ヴァイオリンさんの職人さんたちが日本での再制作を始める時に、材料の供給などお手伝いしていますが、、
「大体、この光舜松脂は最低でも10年くらいは使える量が入っています。
月間300など販売したら、10年で日本のヴァイオリン弾きさんの4分の1くらいには広まってしまう数なのですよ」と言いましたら。
「それでは世界中に卸しましょう!」
まあ、それはネオちゃんとやってもらう話で、私はその頃にはいないです。
!!すごい話が来ました!!
「光舜松脂の作り方をきちんと発表しろ、そうでないと信用できない、所詮二胡屋が作ったものなどアジアの音きりしないのだろう。どんなものが入っているのか各社書いているところも多いだろう、なんで光舜松脂製造販売所は書かないのだと」
「書いてあります。松脂以外は一切入っていません!同じ葡萄をつかっても、赤ワイン、白ワイン、シャンパン、ブランデーさまざまできるでしょう」
色々なお問合せがくるものですね。そのくらいには少しは知られてきたのかもしれません。
ありがたいことです。
さて、明日の準備をしなければいけません。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ