最近、お客様から光舜松脂にして良かったとのメールをたくさんいただきます。
かの高額松脂全盛と言われている現在大変嬉しいことです。
これは、皆さんには分かりにくいくらい嬉しい事なのです。
松脂も、最初の内は二胡屋が作った松脂なんか東洋の音きりしないだろうと言われました。
なにしろ楽器屋としてもそれほど認められているわけでもなく、二胡屋としては本場で教わったわけでもないのに、またヴァイオリンにしても年寄りが趣味で作っているのでは?とおもわれ、細々と弓を作ったり、楽器の修理をしたり儲かりもしない二胡を作ったり、友人知人のヴァイオリンつくりやギター職人さんに分けている、手持ちの普通は入らなくなったインドの黒檀紫檀など、これだけは大量に持っているのが自慢ですが、持っていることだけで評価されるくらいですね。
そんな中、細々と作っているしがない松脂屋が、このようにお客様から大変褒められると、本当にとび上がらんばかりにうれしいのです。
ありがとうございます。
お客様からのお褒めの言葉は殆どが、弾きやすくなった、音色が良く鳴った、音が大きく響くようになった、周りの人から褒められるようになったと、中にはこれは革命ですと!松脂作りやめないで良かったと思うような内容です。
励まされます。ありがとうございます。
木で作られた楽器は、ヴァイオリンも二胡も不具合というのが常に発生します。
ヴァイオリンで言うなら、駒はいつの間にか反ってきてしまいます。
エンドピンは使っているうちに、ぐらぐらと揺れてきて金属音を発生する事もあります。
指板も、削れてきて三味線音指板に弦が当たる音がしたりもします。
いくら黒檀が硬いとはいえ、なにしろ金属の弦をピったと押し付けその上ヴィヴラートをかけるのですから。
そして、ペグ穴はいつの間にか広がって、ペグが止まらなくなります。
ペグを受けているネックは黒檀紫檀あるいは柘植などより柔らかいですから。
表板が何処か膠が外れてきしみ音を立てたり、酷い時には演奏中に剥がれたりもしかねないのです。
弓も当然毛が傷んできます、何しろ金属の弦を擦っているのですから、その上夏場に溶けた松脂が冷えて固まって弓毛にへばりつきガリガリと弦を擦ることになります。これは夏場に溶ける松脂にはつきものです。
これらはみな修理に当たるものでしょう。
工房へもっていって直してもらうか、毛を張り替えさえすれば、問題なくなります。
しかし、これらがすべて直ったとしても、納得できる響きや音色や、そして比較的新しい楽器の雑音感。梅雨場に木が膨らんだときの雑音感。
何となく自分の思うような音色や響きではないと、まずは弦をそしてペグやテールピースを交換しり、しまいには顎当てまで変えてしまったりという方も多いのではないでしょうか???
バイオリン系の楽器は、比較的真ん中二本が鳴りにくいものが多いです。
駒の形状からして、外側二本の弦は良く鳴ります。
しかし、中二本は楽器の構造や、駒の構造からして弦の振動を縦に起しにくいです。
ヴァイオリンで言えばDA.
そんな時には、それこそ、光舜松脂を付けてみてください。
見違える響きになるはずです。
光舜松脂はそのキレの良さで、弦を縦に振動させやすくなりますし、振動が安定します。
良く響くようになった、弾きやすくなったと言われるのは、たぶんこのように音のキレの良さが弦を縦振動させるのに役立っているからではと考えます。
自分の楽器の響きに不満がある方、納得のいかなさを感じたら、まずは光舜松脂に替えてみてください。
皆さんからいただいたありがたいメールを読ませていただいて、たぶん光舜松脂はこのように働いているのではないかと考えます。
松脂工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ
どうしても黙っていられず書き込んでいます。
どれにしようかさんざん悩んで「0ゼロ」を購入しました。
すごいです!まず明らかに音が大きくなります。部屋に置いてあるギターが共鳴するようになりました。音は大きいですが、私の感覚では弦の引っ掛かりは皆無。滑るような弾き心地です。
音はものすごく滑らかでマイルド。雑味的な印象はなく、透き通って綺麗な感じ。弱い音が弾きやすくなった気がします。
「評判いいけどホントかな?」という気持ちも少しはありましたが、期待を超えました。素晴らしいです。
ちなみに、比較の相手(最近使っている松脂)はベルナルデル、ピラストロ、JADEなど。どれも好きで使っていましたが、もう戻らないかもしれません。
とりとめのない内容ですが、あまりの感激に我慢できずに書いてしまいました。
P.S:箱に「基」と書いてなく、0とだけスタンプされていたのがちょっと残念(笑)。
皆さん、ほんとかな???という方が多いのですが、
使ってみると納得されます。
0刻印ですが、それ、以前の材料が値上がりする前の二胡のためのものです。今はもう無くなりましたが、材料が値上がりして、現在の「基」は少し小さいのです。二胡の方というのが分かりましたので。
ですので少しでも、大きなものということで送らせてもらいました。塗りすぎ注意です。
「少しでも大きなものを」とのこと。
お気遣いありがとうございます。
私はひとりで楽しんでいるだけなので、この感動を伝える相手がいません。
ですので、せめてこのブログを読んでいる皆さんが私のコメントに興味を持ち、光舜松脂を試してみることを期待しています。
私からの最後の一言は「信じてください」です。
本当に沢山ありがとうございます!