二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

昨日の室温42度!!

2022-07-02 09:50:44 | ■工房便り 総合 
現在新工房の建築が進んでいます、というか、思ったよりは進んでいないのです。

予定では、7月20日前後には、建物の外側だけ出来上がる予定でしたが、、、
この暑さで大工さんが思うように仕事が進まないのです。
それはそうですね!
連日35度を超える猛暑。
今、仮に仕事場にしている、木工所も毎日40度を超えます。
フト気が付くと、手が全く動いていない。
えーっと、何やるんだっけ!そうそう、蛇皮、??いやこの人工皮の方を先にやっておかなければ、
冷却ベストと、スポットクーラーで時々体を冷やしてはいますが、
こんな暑さは全く予定に入っていなかったですね。
平年なら7月の20日くらいまではむしろ雨を心配しなければと、そういう予定でいましたので、大幅に予定が狂ってきています。
この分では、新工房のオープンは、9月に入るようです。
でも、この暑いさなかにお客様に来ていただく事考えたら、多少とも涼しくなって来てからの方が良いかもしれませんね。
そんな中で、あるお客様と一緒にこの1年研究していた一液性のワックイ何とか良いものが出来てきた!という気がします。
今まではワックスやオイルという滑る材料を木軸に塗って、その上に止まる素材(漆喰)を付着させて、良く回るし良く止まる木軸潤滑材をお勧めしてきたのですが、様々批判もありました。数カ月するとワックスが乾いて滑るようになる。漆喰は危険だ。などなど、でも、もう一回施せばよいだけなのですが、どうやら一回施せば永久に続くものが良いと、思う方も多いらしいです。この世の中の物、時々メンテナンスしなくて良いものなどないのですがね。
そこで、永久にとはいかずとも相当長い、1年以上4,5年くらいですかね?
まあ年一回くらいメンテすればよいというなら合格ですかね。
ということで、あるお客様(大変すばらしい演奏力と化学薬品の知識を持たれている方)と一緒に、といっても離れているので、時々お互いの作ったもの交換して送っていますが、何とか一液で(液というよりゲル状の物)
ただ木軸に塗って、それでよく回りよく止まるというものが、出来たと思います。昨年作ったものは今でも全く問題なく機能していますから、1年は絶対大丈夫。ただその素材の性質から考えて、まあ、問題なく数年は使えると思います。
使う素材は前回の漆喰などと違い、手で触っても、全く問題の無いものです。天然の食物ですから。ただ使っているのは他の素材も使っていますから、口に入れるのはだめですが。
等々この暑さでぼーっとしながらこんなこともやっています。新工房にご来店の方には試してみてもらいます。(今数名の方に試してみてもらっているところです)
暑さ寒さには相当抵抗力があると思っていましたが、年のせいですね。
何とか凌いでいきます。
でも、若いネオちゃんは元気いっぱい!
爺婆は少しペースダウンだね!!ほぉさん。
工房光舜堂 西野和宏&ほぉ・ネオ
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