二胡工房 光舜堂

二胡を愛する全ての人へ

とても懐かしいシャム柿。

2023-06-30 10:12:34 | 二胡の救急箱に書かなかったこと
あるお客様からご連絡があって、ヤフオクに西野二胡が出ている、これはシャム柿ですか?という質問でした。

これシャム柿です。それも一番懐かしいシャム柿です。
このシャム柿の持ち主さんは、皆さんもご存知の方が多いと思います、「駒作り」として、SNSなどでも活躍していた方です。
もう亡くなって5年以上たちますか。
駒作りさんは、光舜堂の立ち上げ以前からお付き合いがありました。
大変器用なかたで、ましてや私の工房の比較的近くにお住まいだったのもあって、始終工房へきて、様々な材料で二胡の駒の制作をしたり、二胡造りにも興味を持たれて、一緒に棹や胴の削りなどもやっていたのです。
当時は私もまだ二胡を作り始めたばかり。
胴の形などもまだまだ確定した形などもなく、随分貴重な材料を無駄にしたのです。
ある時木場に行ったときに、「これシャム柿だよ、楽器に良いらしい使ってみたら」といわれて、さっそくに作り出しました。
試しに、2台ほど作ってその形が良かったのかとてもよい鳴りになったのです。
たまたま、工房へ来ていた駒作り君がその音を聞いていたのです。
光舜堂は大変多くの方に立ち上げから手伝っていただきました。
竹下友美さん、プーロンさん、Nさん 船長、そして駒作り君。コメントなども書いてくれていました。
何とか無事に立ち上げも済み、感謝のしるしとして、材料費くらいで何とか皆さんに二胡を作る事にしたのです。
駒作り君は、即、「シャム柿が良い」と。
工房の近くにお住まいでもあったので、その二胡を作る間にも、駒を作りに来たり棹を削ったり、胴の加工なども手伝ってもらったりしたのを思い出します。
ある意味この楽器は二胡造りと駒作りの合作でもあるとは言えると思うのですが!
また、駒に関して言いますと、私などよりはるかに上手に二胡を弾ける駒作り君でしたから、本当に様々駒作りを試していました。
そんな中で出てきたのが、ゼブラウッドの駒でしょう。
これは演奏家の方にも随分気に入られたようで、その後結婚して地元に戻られてからも、このゼブラ駒は引き続き作っていたようです。
私の方は、そのゼブラ駒をさらに発展させて彪駒が完成したのです。
ある意味良いライバルでしたね!

大変ありがたいことに、ご家族の方が廃棄もせず、燃やしもせず、(私は月光をほぉさんに持たせましたから)このようにどなたかが弾いてもらえるチャンスを作っていただいた事には感謝いたします。
ネットでいくらで入手されたのか、どなたが入手されたのかも分かりません。
もしこのブログを読んでくれている方でしたら。
もう作ってから13年も経ちますので、もし楽器に不具合などでてきていましたら、調整したしますので送ってください。
それもありますが、先行きのこと考えたらCDMにするのも良いかもしれません。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ

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