現在CDMへの張り替え費用は70000円(税別)です。
多少の楽器の不具合などは、無料で直しています。健全に鳴る楽器を皆さんにお届けするためです。(むしろこのほうが主力の場合も多いです)
また駒や弦を今まではすべて含んでいましたが、弦も値上がりし、様々に楽器を作ることの諸費用が上がっていまして、値上げせざるを得なくなりました。
10月からは、75000円(税別)とさせていただきます。
そして古い、と言っても一番古いのが14年前、また8年9年と弾いてきて、もしかしたらあちこち不具合の出てきた西野二胡もあるかもしれません。それらの西野二胡をCDMに張り替える際は10%オフ(値上げ前63000円値上げ後67500円)とさせていただきます。
CDMはその使っている素材の和紙やボンドなどの耐久力から考えまして、3.40年以上持つはずなのです。私がいなくなったあと、健全に鳴る西野二胡を弾き続けたいという方は、考えてみてください。
私の先行きのことも考えると、弾きにくい蛇皮で苦労をされている方も多い今の二胡の世界です。ですので、CDMはより広げておきたいのです。
最近、北海道や名古屋、横浜、関西そして福岡などの先生方がCDMの西野二胡をお使いになっている方が増えています。鳴尾さんや里地帰君などの演奏聞いてみてください。十分に二胡の音として成り立っていると思います。
現在のCDMは二胡の一番良い音が張り替えたばかりで鳴り始めます。
長年かけて蛇皮を育てるよりも、すぐに良い録音や演奏を皆さんに楽しんでもらえるからでしょう。
またCDMは表面のレース和紙だけ交換できます。その費用は5000円です。二胡はどうしても演奏上松脂が皮についてしまいます、いつも柔らかいブラシで拭き取ればそれほどでもないですが時間がたつとともに汚れもついてきてしまいます。これは交換できますので。
これらのCDMの技術、ネオちゃんにも少しづつは教えてはいますが、ネオちゃんも今弓つくりで追われていてなかなかに進みませんね!
また現在私は新しい二胡のごご注文にも追われ、新規のお客様の御注文は年末、もしかしたら来年でないとお渡しできない状況です。
そんな中、やはり新しくはりかえたCDMなど出来上がりますと、弾き始めて手が止まらなかったりもします。
誠に申し訳ないのですが、CDMの張り替え、10月から値上げさせていただきます。
工房光舜堂西野和宏&ほぉ・ネオ