フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

ホワイトデーのお返し・その2

2020年03月16日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 翌日15日は、1週間前からの約束だった、新潟三越伊勢丹長岡店で販売される限定スィーツを買いに、朝9時半に出発。
「えー、このご時勢だし、限定って言ってもそんなに人なんか来ないよ」という私に対し、「田舎者の食への執着をなめるなよ。絶対並んでるって」と夫は主張。渋々開店時間頃に着くように家を出たのだった。
 私の目当ては「新宿高野のフルーツショート」と、「モンシェールの堂島ロール」、夫は「宮城県杜の館の窯出しチーズ」。
「そもそも長岡に伊勢丹があるなんて知らなかったわ~」
 それもそのはず、行ってみたら私のイメージの「駅ビルまたは自社ビル」デパートとは全く違い、幹線道路沿いの郊外店(ドラッグストアとか外食チェーン店とか100円ショップとか)が集合している路面店の中の1つだった。売っているものもいわゆるデパ地下の手土産、贈答を目的とした食料品と、通常1階で売っているハンカチや小物などのちょっとした贈り物のみ。なるほど・・・!ここにも「田舎あるある贈答習慣」が影響しているのだな!
 私が夫と付き合い始めてから今までカルチャーショックを受けた習慣の違いの一つが、「贈答習慣」だった。「え、必要ある?」「返すこと考えたらもらう方が迷惑だよ・・・」「そんな金掛けすぎって!」と思うことがしばしば・・・。もちろん名古屋だって、訪問時は手土産を用意するとか、お中元お歳暮の習慣は(範囲が狭くなったとはいえ)残ってるけど、こんなに頻繁に物のやり取りする?!世の中会社だけじゃなく、個人間でも虚礼廃止が流れだぜ・・・と、とても不可解。その代わり、家庭菜園の野菜をしょっちゅういただけてありがたいんだけどもちろん、旅行に行ったときは必ずお土産買ってお渡ししております
 閑話休題。夫の言うとおり、すでに開店していた店内には、「最後尾札」を持った店員さんが「こちらで整理券配付してまーす」と叫んでいた。まじか・・・レジ待ちにも最後尾札が。でも、「楽天うまいもの祭り」や「サロン・ド・ショコラ」の列に比べれば、たいしたことないわ!
 というわけで、私たちは目当てのものを全てゲット。いいけど、まだ家には「舟和の芋ようかん」と宮古島のバナナケーキが食べかけだった気がするが・・・?
「今日は、ポニョが欲しいものは全部手に入れてやりたいんや」
 まだホワイトデーは続いているらしい・・・。そのあと、新聞広告で見た「朝日酒造」(「久保田」で有名な酒蔵さん)の女性向けの新酒を買おう、と長岡市の本社にあるショップへ行った。あいにく酒蔵見学こそ中止されていたが、観光客や私たちのような地元民で結構賑わっていた。ちょうどこの14、15日に開催予定だった「にいがた酒の陣」が中止になったものの、そのまま新潟旅行に来てくれた人たちも混じっていたようだ。
 ショップで目当ての酒を探すが・・・ない。店員さんに聞くと、「新聞に出たおかげで売り切れてしまいまして・・・。明日再入荷予定です」とのこと。しょーがなくまた週末に来ることにして、私は500円で試飲しまくり。「にいがた酒の陣」の代わりに、と、どのお酒を(一部の限定醸造酒除く)何杯飲んでも500円でいいとのこと!酒粕と味噌に漬けた鮭を焼いたものとおかきも酒肴としてついてきた。なんて太っ腹な・・・
 こんな時、酒が苦手な夫と結婚してほんとーに良かった!と思う私だ(笑)これが酒好きのSちゃんと二人だったら大変だ。あ、もちろん友人が遊びに来た時には、私は運転手に徹しますよ・・・!
 


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