フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

人生には大雪の日もあるさ

2021年01月05日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 ほぼ1か月に1回(以下)の更新になっておりますが・・・再開したときの「毎日更新目指すぞ!」という目標は、まさに三日坊主でしたな・・・
 新潟は今季2度の大雪に襲われ、屋根から降ろした雪ですでに1階が埋まっております。旦那は心臓の悪い兄の家の分まで雪降ろしや除雪をしなければならないので、正月休みはへとへとで寝てばっかいました。
 雪流しって知ってますか?雪は、放っておいてもなくならない。太平洋側の住人にはピンと来ないけど、冬は青空はめったにないし、気温も上がらない。つまり、雪が解ける暇はなく、ひたすら積もるばかり。じゃあ、町中を埋めてしまう雪はどうやって処理するか?
 私もこちらに来て初めて知ったんだけど、雪は水に流すしかないんですよ・・・。
 なので、豪雪地帯の町は、道路脇に「流雪溝」が設けられております。一見、ただの排水溝ですが、道路に設置されたパイプを開くと、くみあげられた水がどっと流れるので、町内一斉に敷地内の雪を溝に捨てて流しまくるのであります。旦那は近くの山にある巨大な貯水池から引いている水じゃないかと(見に行ったことあるけど、それも信濃川から引っ張っている水だから、結局は信濃川の水ですな)言っていたけど、いつどこの町内会が流すかは市役所から指示があるらしい。水の配分もあるし、流量が多すぎても溝から溢れてしまうしね。しかし、溝はでかくて深いので、市役所から「〇〇付近でイノシシが流雪溝に流されたので注意」というメールが届いたのには笑ってしまった。信濃川まで流れていったかな・・・
 で、タイトルは何のことかと言うと、旦那は会社の上の方何人かから嫌われているんだけど、かばってくれていた役員が役員から外れたこともあって、今年降格されて給料が激減する上に、平社員と同じ単純作業に従事させられるのだ。こんなん、退職に追い込む嫌がらせじゃねえか!と激怒して弁護士を頼もうとした私に対し、旦那は、そこまでやると復帰できたとしても居づらくなって自分がしんどい、と反対。役職手当がなくなる代わりに残業手当が出るようになるから残業して取り戻す、だから定年まであと数年、我慢してくれないか、と言った。我慢するのは私じゃなくて旦那の方なのは十分理解しているので、そう言われちゃ私が強硬策を主張するわけにもいかない・・・と、渋々引き下がったわけだ。
 会社組織の理不尽さなんて、私も給料取りだったからわかってはいるけど、それでも大企業だったし労組もあったからまだ訴える先はあった。だけど、中小企業ってほんとーに何かあってもいきなり個人対会社になっちゃうから、よっぽどのことがないと理不尽をひっくり返すのは難しいよね。しかも地方の閉鎖的な雰囲気、私だったら理不尽な目に合ってやむなく退職を選んだら、絶対に労基に訴えてやるけど、町にも会社にも「上に逆らうやつ=秩序を乱すやつ」という空気がまん延しているし、地元に雇用をもたらしてくれる企業を敵に回す=地元を敵を回すことだからね、訴えたら町中に噂が流れてそれこそ町に居づらくなるから、同じように上司に嫌がらせされて怒って辞めていく人も、誰も訴えない。だから田舎はどんどん衰退していくんだよ!と言いたいね

 


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