フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

気のせいだと思いたい・・・;

2008年11月15日 | 極めて日常茶飯事

 夏の終わりに兄貴から大量に借りた怖い本を少しずつ読み進め、今週ようやく新しい本は読み終わって、さて、「新耳袋」を読み直すかー!とページを開いた夜。BGMはDグレ。数ページ読み進んだところでだんだんと物音が気になり始めた。最初はお湯が沸いたときに湯気が噴き出すときのようなボーッという音だったので、外で工事でもしているか(近所を走る鉄道が夜でも工事をすることがあるので)、車のエンジン音かなんかだと思って無視していた。しかし、ボーッからウォーンみたいな電気音っぽいものに変わり、だんだんその音は大きくなりCDの音も聞き取りにくいくらいになったため、いったいなんだ?!と窓を開けたが、外は静か・・・。あれ?反対側かな?と向かい側の窓を開けても全くそんな音はしない。幹線道路の車の音がかすかに聞こえるくらい。家の中から?しかしどこからするんだ?テレビは消してるし、空気清浄機でも冷蔵庫でもない。どうも上からする・・・。この間作った猫部屋には確かテレビ配線の点検口を設けておいたが、なにか電気に異常でも?と猫トイレの掃除がてら見に行くか・・・と道具を取りに行って戻ってきたら、音はやんだ。
 なんだったんだ、いったい・・・と猫部屋に上がって掃除を始めると、いきなりまたその音が始まった。こんどははっきりと点検口か、それがある壁側(この壁は外に接している)からするのがわかった。しかし、点検口の蓋を開けようとしたらマイナスドライバーがないと開かない仕掛け。仕方ない・・・とまた下に下りている間に音はやんだ。どうにも気味が悪かったが、漏電でもしていたら大変だと思い、開けてみたら・・・テレビの分配器(マンションだと見えるところにないと思うけど、一軒家の人は屋根裏とかにあります・・・)と、猫部屋の電灯用のコンセントしかない。分配器というのはアンテナから拾ったテレビ電波をUHFとVHFとBS(CS)に分けるだけの装置。音の出るような要素は全くない。モーターとか動くものは使ってないんだからあたりまえだが。コンセントだって、音など出ようがない・・・。そのほかにはもう、びっしり張られている断熱材が見えるだけだ。
 私は黙って蓋を閉めた。確かにここからしていた・・・つーか、ここというか壁からしていたというべきか。いったい何だったんだ・・・何か物理的な異常なのかそうじゃないのか(そんな本を読んでいたのでナニカが寄ってきたのか!)わかる現象にしろよ!(それはそれで嫌だが・・・)とその日は本を読むのをやめて寝た。
 それきり夜中にその音がするでもなく過ぎ、翌日会社から帰ってきた私は夜、猫部屋のトイレ掃除をしようと階段の下から見上げて気がついた。・・・開けっ放しのはずの戸が閉まっている。猫部屋は階段を登っていって、もと壁だったところに穴を開けて戸をつけてある。猫が出ないようにするためだ。戸は部屋側に開く。階段側に開いたら私が落ちるからな(笑)つまり階段側からは引いて閉めるのだ。・・・猫がドアノブを引いて閉めるわきゃないな。中にいてうっかり押して閉めたとか・・・?そうしたら閉じ込められるはずだが、どう見ても猫は全部外にいる。・・・可能性としては、まだ小さいウリならリビング側に設けたすきまから抜けられるから、押して閉めちゃったあと、隙間からリビングに飛び降りて出たとか・・・?しかし、もらってきた初日こそパニクってそこから落ちたウリだが、自ら飛び降りるかなあ?床まで3mあるんだが・・・。
 いや、しかしそれ以外考えられない・・・つか、考えたくないわ!ああ、やだやだ・・・と黙っているのもヤなのでこれらの怪現象を兄貴にメールで訴えたら、「部屋に塩盛っておけ。湿ったら換えないと効果ないぞ」と返ってきた。そんなもんが部屋にある方が怖いわ(だいたい、猫が蹴り飛ばして終わりだ・・・


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