フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

方向音痴はどこまでも(恥)

2009年09月12日 | 極めて日常茶飯事
 昨日、会社の労働組合の定期大会のため、東京へ行ってきた。わたしゃ役員でも何でもないんだが・・・旧役員も新役員も仕事で行けね~ということで、暇な(おいっ)ワタクシに代理の依頼が。今回、来年度の活動方針の決議と、新中央執行役員人事の選挙があるんだが・・・私1人で4票持つことになるんだけど、私の一存で決めちゃっていいのか??
 全く、それでいいんかい・・・とぶつぶつ呟きつつ、東京の会場へ。○○駅4番出口を出て左折・・・と。・・・あれ?なんかビルの中の通路に出ちゃったんですけど、一般道路は・・・あ、通路出ればいいのね。で、左折って・・・何処を基点に??多分、この一般道路に出たところでだろう・・・と歩き始める。・・・あれ?道路が高架と下とに分かれちゃったけど、どっち?・・・上行ったら当分建物と接触しないよな。下を行こう・・・つーか、もしや逆だったのかしら?
 不安になりつつ、しかもぎりぎりに着くような新幹線に乗ってきたため、時間が迫る中、「これ・・・?」ボロい(失礼)ビルの入口上に、「○○会館」の文字を発見。良かった良かった。そもそも、案内図の表現が悪いよな?「○○通りを××方面へ直進」とか書いてくれればわかるのによー。ぶつぶつ。
 とりあえず大会は終了して、懇親会へは現地集合であった。1時間あったので、私はそこからひと駅のホテルに荷物を置いてから行こうと思った。地下鉄駅へ戻って、まずホームに下りるときに迷う。
「え?○○線と××線が乗り入れてる?どっちの線のどっち方面に乗ればいいんだ・・・」
 ホームへのエスカレーターに乗る前に、表示の停車駅の図をじっくり見て、目当ての駅名を確かめてから「○○線、○○線・・・」となんとか乗車。目的駅に降り、
「確かJR駅側から行くんだよな。JRはこっち・・・と。A4出口がいちばん近いか?」(←一度泊まったことがあるので、油断して地図を持ってこなかった)
 しかし、その出口を出た私はボーゼンとした。
「全然見覚えないっつーか、JR駅自体がどこにあるのかわからん・・・
 でも、通路にあった地図では確かにこっち側にJR駅が(見えなくても)あるはずだから、ホテルはこの方向に行けば・・・と歩き出す。
 ・・・もう、結果は言うまでもない(涙)たどりつけないまま、懇親会の時間が迫ってくる。
「うえ~ん、運賃170円損した~~
 泣く泣く地下鉄駅に戻り、切符を買おうとしたら・・・
「あれ?行きたい駅がない・・・」
 よくよく見たら、乗らなければいけない○○線ではなく、△△線の駅だった。途中で分かれ道があったらしい・・・。仕方なく○○線を探すべく、通路を戻る。・・・おいおい、同じ○○駅のはずなのに、ひと駅くらい歩いたんじゃねえか?!コノヤロー
 懇親会場は□□駅6番出口すぐ?地下1階?この地図じゃ全く道のどこかわからんな・・・。すぐってことは、道沿いかね?って、また右と左とどっちに行けばいいんだ!まずは左・・・と歩いていくと、店なんてなくなって、どんどん暗くなっていく。こりゃ違う、と戻りつつ、道沿いじゃないのかな、と角を曲がってもみるが、見当たらない。出口に戻って逆へ。・・・あれ?やっぱりすぐに店とかなくなって、暗いオフィスビルばっかに。・・・仕方ない、店に電話しよう。
「××というそば屋?あります。その角を曲がる?すぐわかりますか?あ、そうですか」
 さっきも曲がった角を曲がって歩いていくが・・・地下へ降りられるようなビルはやはり見当たらず、戻ろうと逆を向いたら・・・角のビルの、どう見ても非常階段の下に地下へ行く階段が。
「まさか・・・?」
 全く看板もなく、階段の降りて行った壁に灰色で!(すでに日が暮れて真っ暗。ど近眼の上にドライアイで夜目が効かない私には見えないっつーの!)小さく、ライトで照らしもせず、店の名前が。
「わかるかーっ教えるにしても、角のビルの地下だから、角を曲がったすぐ左手にある階段を下りてくださいって言えばわかりやすいのによ
 ・・・そんなこんなで帰り、またもや○○駅に佇むワタクシ。
「どう見ても、JR駅方面はこっちになっているし、逆は△▲方面となっているし・・・」
 と仕方なくさっきと同じ方向に向かうと、壁面広告にホテルの宣伝を発見。
「A4出口を出て・・・うんうん、あってたじゃん、で・・・Uターンして?JR駅に一旦行って■■出口へ?」
 訳がわからん・・・。JRが走ってれば、線路のあっちとこっちしかないよな?だからこっち側にホテルがあるはずなのに、こっち側のA4出口と■■出口の位置関係はどうなっているのだ??
 仕方なく、「JR駅は○×ビル内のエスカレーターを利用すると近道です」という表示を見つけて、なんとかJR駅の改札がある高架へと上がる。そして、私の感覚ではA4出口と90度違う方向に■■出口が!
「は?線路がこう走っているはずなのに、なぜその方向に出口が・・・?」
 もう、だめだ・・・東西南北もわからなくなる方向音痴が、線路や道の相対的位置関係なんてものを理解しろっつー方がムリなんだ!!だいたい、東京の定宿に行くときさえ、新幹線から山の手線に乗り換えるとき、毎回逆向きに乗ってしまって、ドアの上の表示を見て慌てて降りるということをやってるもんなー。そのホテルにはもう4、5回泊まっているはずなんだが・・・
 ■■出口は、とっても見覚えがあって(前回はJRで来たので、迷わなかったのだ・・・)、ホテルには無事着けた・・・。

 そんな1人で行動させると危険なワタクシですが、今日はパシフィコ横浜の「海のエジプト展」を見てきました。夏コミのときは時間はあったけど荷物持ってる上に暑いからムリだー、とやめたので、今回の東京行きは渡りに舟ってことで。
 パシフィコに来たのはトルーパーやってた頃、コミック・シ○ィがここで開催されたのに参加したとき以来だったので、そのときは桜木町から徒歩だったというのに、いつの間にかみなとみらい駅ができていて、時の経過を感じて感慨深かったです・・・。
 小雨も降る天気で、まだ開場して30分ほどなのに、チケット売場には長蛇の列。入場者数、××人突破!とか言ってたから人気だとは思ってたけど、人気の理由がわからん・・・(←自分も来ているくせにな!)。
 目玉は3体の巨像だと思うのですが、私としてはコインが興味深かったですな。ちょうど今、『ローマ人の物語』文庫版37巻を読んでいるところだったので、「あー、(コンスタンティヌス帝が銀本位制から金本位制に移行して作った)ソリドゥス金貨だ!ビザンチン帝国期のもの?ちゃんとその時代まで使われたんだー。最初はともかく、後から見れば改革は成功したってことだよねー、うんうん」とちょっぴり嬉しかったですな。
 あと、「ハヤブサの頭部を持つスフィンクス」(の頭部だけ)がかわいかったですなー。「やあ君、かわいいね」とつるんつるんの頭を撫でたくなること、請け合いだ!

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