フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

ハンターな猫ども

2010年08月01日 | 猫ばか日記
 我が家の猫たちは、老猫と仔猫を除いてみんな天性のハンターだ・・・。
 外といえば2畳程度の狭いベランダしか出られない猫たちだが、いつもそこで虫を狩ってくるのだ。セミとかコガネムシとかトカゲとか・・・。食うわけでもなく口に咥えて部屋に戻ってくるので、はっきり言ってメーワク。そのたびに追いかけ回して口から吐き出させ、生きてるやつは外に逃がさねばならない。でないとコーフンした3匹が取り合って部屋中追いかけっこをしてうざいからだ。
 今日も今日とてベランダでケンカでもしているような騒ぎだったので「うるさい!ケンカするな!」と止めに入ったら、ダダーッと部屋へ入ってきて・・・なにか床に落とした。
「またなんか獲ったのか、オメーは!
 と見ると、なんか妙にでかい・・・。
 ・・・しえー!鳥じゃんか!どうやって獲ったんだ!?猫がいるからうちのベランダに降りてくるような鳥はもちろんいない。みんな遠巻きにして騒ぐだけだ。(つーか、電線に止まってウチの猫どもをからかってるんじゃねえか・・・?)
 大慌てでコータを追い払ったのだが、鳥は動く気配なし。外傷はないようなんだが・・・ショックで死んでしまったようだ。あああ、なんつーこと!食わないくせに無駄な殺生をー!
 鳥はスズメではないが、よくわからん・・・黒い羽が長くてスマートなきれいな鳥だ。申し訳ない・・・いっそミケ※のようにスルメでも獲ってきてくれれば害はない(そうか?)ものを・・・!
 ※「動物のお医者さん」主人公ハムテルの祖母が飼っている猫。「天性のハンター」としてカエルを獲ろうとして池に落ち、乾物屋さんからはスルメを獲ってくる・・・。もちろんネズミも獲・・・り損なっていたっけ・・・ 
 はー・・・生まれたときから(ウリを除いて)人に飼われているくせに、虫だって食べられない(キャットフード以外食べたことがない)くせに、なんでそんな本能はちゃんと残ってるのかしら・・・。とゆーかよく獲れるよなあ・・・。虫は壁に止まったところに飛びつくんだろうけど、鳥は飛んでるところに飛びついたとしか考えられないぞ・・・?どんだけ根性出したんだ。よくベランダから落ちなかったよなーしかし・・・しかし・・・鳥は勘弁して・・・。前にコウモリが嵐の翌日に死んでるのを見つけた以来の驚きだったぞ。胸が痛むぜ・・・

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