フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

つくしは食べない?

2020年03月26日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 そこら中に生えているつくしにロックオンしたワタクシ・・・。
 体操教室にも行かず、スーパーへ買い物も明日行く予定、ということで暇になった。
「よし、今こそ実行に移すとき・・・!」
 私はざるを持って自宅の庭(という名のただの空き地)に行った。隣の空き家の梅が満開で、白い花びらが枯草の上に散る・・・。早くこの荒れ放題の庭を何とかしなくては、と思いつつ、つくしを摘み始める。むむっ、長い奴は穂がはぜちゃってるし、はぜてない奴は茎が短すぎるぞ。食べるところが少ないじゃないか。
 とせっせと採っていると、前を通りかかった近所の犬見知り(向こうも犬を飼っているので、散歩のときによく会う顔見知り。でも名前は知らない・・・)の奥さんが、「あら珍しい、仕事してるの?」と声をかけてきた。
「仕事じゃありませんよ~」と答えたが、どういう意味だ・・・。おめーのところはいつも草ボーボーだな、珍しく手入れしてるのか?という意味か?それとも、こちらの慣用句で、他に意味があるのだろうか・・・わからん。
 あんまりいい大きさのがないなーと、隣の空き家の、うち以上に荒れ放題の庭が目に入る。
 いい大きさだ・・・
 我が家との境界あたり、日陰になっているおかげで、まだ若いつくしも茎が長~く伸びている。それもたくさん。
 夫は夏、隣の空き家の草刈りも勝手にやっていると言っていたっけ。(でないと虫や蛇が増えてうちに被害が及ぶ)じゃあ、その一環だよな。
 というわけで、私は隣家のつくしをいただくことにした。
  
 大量大量。このはかまを取って(慣れてくるとコツがわかって早くなる)、水洗いして灰汁抜き。クッ〇パッドではコメのとぎ汁か重曹でやっている。お米を研ぐのは夕飯の支度のときだから、重曹でやる。てきとーに入れて(おい)煮る。
 
 すげえ色だな!胞子の緑色のせいだ。5分ほど煮た後(くったくたになってしまったが、煮過ぎか?)、何度か水で洗って、佃煮に。だしの素と醤油とみりんと酒で味付け。これもテキトー。何のためにクッ〇パッドを見たのだ・・・。
 
 出来上がり。適当な割には不味くはない・・・が、美味しいかと言われれば、う~ん、私の味覚では美味しいのレベルではない。うまいものしか食べていない新潟県民が食べようとしないのは理解した。自分の家庭菜園で(とにかくみんな自宅の敷地面積が広いんだよ)野菜は作れるし、キノコ、タケノコ、ウドなら山まで採りに行くけど、庭に生える雑草なんか食べる価値(フキノトウも雑草扱い・・・)ないよなー。
 というわけで、来年は作らなくてもいいかー。それに、いま生えているところは人工芝敷いてドッグランにするつもりだしな!
 めでたしめでたし(?)と思ったが、よくよくクッ〇パッドを見ると、みんな、むしろ穂先がはぜてしまったつくしを使っている。あれ?はぜてない奴を食べる、というのは私の思い込みだったか?確かに、色やえぐみは胞子のせいじゃないかという気がする・・・ウィキなんかは「穂先は取って茎を食べる」なんて書いてるしー。あれ?
 ・・・仕方ない。明日晴れたら、あえて摘まなかった穂がはぜたものを摘んできて、穂も取ってしまって、茎部分だけで挑戦だ!


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