フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

上司と同僚

2009年10月16日 | 実録!生保でワーキング~

 昨日は本社から本部長たちが来て、先日行われた進発式での社長のスピーチやら、当社のイメージビデオ(?)など見せられた。そのイメージビデオを会長が見て泣いたそうだが、私は「いつ本編始まるんかなー、長いプロローグだなー」と思っているうちに終わってしまって、「え?こんだけ?なんか泣けるトコあった??」とボーゼンとしただけであった。てっきり毎年行われる生保協会主催の「保険と私」みたいな「こんなに保険が役立ちました!」「保険に入っててよかった!」みたいな話が流れるとばかり思っていたのだ・・・。
 うちの会社も一応テレビCMなど流しているのだが、いつも「なんでこんな焦点のボケたCM・・・」「何が言いたいのかわからん。記憶に残らねーよ」「なんでこの俳優・・・。キモい」という、どうしてこんな金だけかけて何の効果もなさそーなCMを作るのか、外人さんの感性はわからない・・・と思っていたのですが、今回のイメージビデオでますますその感が強くなりましたよ!いや、いいビデオだったですよ。いっそ、これを流して最後に○○生命って出した方が、イメージ戦略としてはいいんじゃないの?!と思ったんですけど、やっぱりどこで泣けるのかわからん・・・。
 その後で本部長が「何のために保険会社で働いているか、お金のためとかはあるでしょうが、保険会社は他の業種にくらべてもお客様の役に立つという目的意識やモチベーションが持てる仕事ですよね」みたいな話をしたんだけど、この20年間、客に感謝されたことは2、3回しかないが、詐欺呼ばわりとか、金だけとって1円も払わないぼったくりだとか、老人から金を巻き上げているだとか、こんなクズみたいな保険入るんじゃなかったとか、日々罵倒されている身としては、「死ねば払うんだが、生きてるから文句言ってくるんだよなあ」とうんざりしているだけで、正直言って役に立っている感触はまるでない。なので、本部長の話も「ケッ、金のために働いているだけで、他にモチベーションなんぞないわ!」とやさぐれまくっていたワタクシだ・・・。
 その晩は本社経費で懇親会だった。
 みんなが避けるので仕方なく私が本部長の隣りに座る羽目に。やでやで・・・と思いつつ、酒が回ってくると、いかにも「私は部の成績のために働きたいと思ってます!こんなふうに思っています!」みたいな心にもないことをべらべらしゃべってしまうワタクシ。本部長に向かって一席ぶってしまって、「幸田さん、営業に職種転換しない?」と誘われる。「やですよ。この給料しかもらってないのに。あと100万くれるというなら考えますけど」「最初の1年は様子見だからムリだけど、少なくとも営業手当てが○万もらえるから」「そんなこと言ったって、翌年もらえる保障ないじゃないですか。それに私は事務に向いてると思ってますから」と押し問答した挙句、その話は酒の席じゃなくてちゃんと話しましょう・・・と部長が言って一旦終わりに。本部長と酒の席以外で話す機会なんてねーよ、と思うけどねー。
 今日は営業の某氏が切羽詰まっていて、私の担当団体の仕事じゃないのだが、残業して手伝った。彼は前々からウツで病院に通っている。困ったもんだ・・・。その団体とは前からトラブっていて、彼が病気のせいでミスが多くて不信を買っていたせいだろうと私には見えていたのだが、とうとう幹事をはずされることになった、と言う。「幸田さん、来週メシ食いに行かない?手伝ってもらったし、あと、話したいことがあるんだ」・・・別に色っぽい話でないことは明白である。ううむ、とうとう会社辞めたいってことかー?!とゲンナリだ。なんで私が相談相手にされるかなー上司たちが2人ともあてにならんせいだろーなー同僚も「とってもできる男のM氏」「軽そうだけどできそうでもある後輩」「転勤してきたばかりのA氏」とあんまり相談できるような相手はいないしな・・・。
 冬に事務を1人リストラされて、その仕事の大部分を私がかぶった上に、隣県のオフィスを閉鎖するから、とそこの事務も半分こっちがやることになって、しかも私以外の事務員は仕事に余裕がないから結局全部私がやることになって(別に私が余裕があるわけじゃないぞ!全員余裕がなかったら、トップの私がやるしかないじゃん!)、ブチ切れそうなのはこっちもだっつーの。その上営業マンの人生相談まで受けなくちゃならないのかよ・・・。くそう、ホントこの給料じゃ割りにあわん・・・


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