フルール・ダンテルディ

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老にゃんこ腎臓病闘病記その2

2014年07月21日 | 猫ばか日記
 前回から1年が経過しましたが・・・その間、我が家の老猫はあまり変わらず、元気に引越しも乗り切ったものの、最近また毎日のように吐くようになり、おいしくないけどとりあえず腹は減るから食べていた療法食を全く食べなくなってしまったので、こりゃあかんと近所の動物病院へ。
 相変わらず痛いことしないっつーのに体温測るだけで大暴れ。私の腕は流血の惨事だ・・・。「内臓のレントゲンと血液検査をしますので、30分ほどお預かりします」「・・・あのー、注射大嫌いで、怒って大暴れしますので気をつけてください・・・」一応警告しておかねば。備品を壊してしまったら困るからな。
 というわけでぼーっと外の椅子に座って待つ。しかし気になるのが、なんでほかの飼い主さん、ペットやペットを入れたキャリーを、椅子の上に置くの・・・?それ、人間用の椅子だよね。キャリーなんざ床に置いて、他のお客さんが座れるようにすべきだし、だいたい汚くないか?確かに室内飼いだとキャリーも家の中でペットを中に入れるから物理的には汚くないのかもしれないけど、うちもそうだけど、でも、ペット用品なんだからさあ。犬を椅子の上に乗せるなんて論外。なんなんだ一体。
 やっと呼ばれて、獣医さんに説明を受ける。レントゲン写真は異常なし。ただし血液検査が問題だった。アンモニアの数値が高く(正常値は23~78のところ483)、それで気持ち悪くて吐いてしまうのだろうとのこと。あと、吐いているせいだと思われるが、カリウムも正常値より少なかった。
「入院して輸液治療をしてとにかくアンモニアの数値を下げます。ただ、お年寄りだし、検査とか治療とか大嫌いなようで、すごい怒りますしねえ・・・(やっぱ大暴れしたようだ)、入院自体がストレスになってしまう場合もあるので、在宅でシロップのお薬を飲ませて治療をするほうがよければそうしていただいても」とのこと。シロップで薬・・・?ヤツは甘かろうが好物の缶詰だろうが、薬を嗅ぎ分けて絶対食べないので、強制的に口に突っ込むしかないが、私はこれがすこぶる下手なのだ・・・。
「いえ、入院でお願いします。とりあえず1泊してみて、それでどうにもだめなら引き取ります」
 というわけで、そのまま入院・・・。問題なければ3日間の入院予定。もっと早く連れて行けばよかった。もともと病気になる前からよく吐く(長毛のせいか、毛玉を吐くのだ)猫だったので、最初あまり深刻に考えなかったのだ。アンモニアの数値が上がるのも、結局腎不全のせいのようだ。が、なんで血液検査の項目、アミラーゼを調べてないのだ?!猫の腎不全っつったら、これが一番問題じゃないの?わっかんねえなー・・・。
 病院からは今日電話があって、落ち着いているし表情も穏やか。嘔吐もなし。ただ緊張しているのかエサは手つかずとのこと。まあ栄養は輸液で取れるから、逆に連れ帰って輸液もできずご飯も食べずの方が良くなかろう。落ち着いているのならまあいいか、ともう1日預かってもらうことにした。明日、会社から帰ったら引き取りに行かねば。
 ところで、どーでもいいが、獣医さんは私のことを「お母さんは」と言うのだが、う~ん、猫のお母さんということかまあ実際、猫に話しかけるときは「おかーさんはお前のことがだいしゅきですよ~」なんて言ってるから否定はしないが、やっぱ世の中、「ペットは家族」というのが一般的になってきたということなのか。おっさんが大型犬を連れてきても「お父さんは」と話をするんかいな。なんだかなあ・・・。

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