華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

シドニーで日本を思う

2013年03月27日 21時47分17秒 | Weblog
今日もオフ。朝ごはんを食べている時に、昨日はイヤだと言っていたDが「シドニー行く?」。というわけで街へ出た。

今回の目的は移民局。5月の帰国に向けて、出国許可のビザを取るため。パートナービザを待ちたかったけど、間に合わなかったら出国できないので取ることにした。去年は105ドルやったのに、今は125ドル。まったくどんだけ移民からお金をふんだくったら満足するんやろ?
窓口に行ったついでに、再度私のビザの審査について尋ねた。すると提出できてない書類があるという。以前「すべて書類は揃ってるから」と言われた。だからジッと待っていた。書類不足はこちらの落ち度でもあるけど、あらためて彼らの管理能力を疑問視。こう言っては何やけど、こちらのお役所仕事は本当に信用し難い。

その後はD友達宅へ。ちょっとお茶を飲んで失礼するはずが、話し込んでいるうちに夕食タイム。晩御飯をごちそうになって8時過ぎにおいとました。

ウチの田舎町へと向かう電車の始発駅・セントラル(Central)に着いたら、あらかじめ調べてあった電車がどこの電光掲示板にも出ていない。駅員に聞いたら16番線から出るという。何となく信用しきれないまま指定のプラットフォームに向かったら出発5分前になって「10番線に変更です」とアナウンス。セントラル駅は大きな駅なので、番線が変わると結構な距離を歩かされる。「なんでこういうことが起こるわけ⁈」とイライラしながら10番線の着いた途端「やっぱり7番線」。

ふざけんな、コノヤロー(-_-#)

出発時刻まであと3分。私たちは手荷物があるだけやけど、中にはスーツケースを抱えている人や、足の悪い年配のかたもいる。「アホちゃうか!?」と私が吠えていると、Dが「ようこそオーストラリアへ」と笑っていた。

こちらでこの手の問題に面するとかなりの欲求不満を抱えることしばしば。なぜなら、誰も責任を取らないので。
移民局でのことにしても、自分が担当してなかったら知らぬ存ぜぬ。電車の番線変更も「変わった」というだけで一言の詫びもない。日本がベストとは言わないけど、プロとして責任を果たそうとする姿勢はもう少し持ち合わせてるよなぁと思う。

日本を美化しすぎているかもしれないという自分の思い込みに対する疑問もあり、それを確かめるためにもこういう瞬間は妙に日本に帰りたくなる。
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