華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

気が晴れる話

2013年03月19日 22時54分07秒 | Weblog
今日は予定なしオフ。
朝は惰眠を貪り、起きてからは片付け。どんどん涼しくなってきていて、これからは洗濯物が一日では乾ききらないかもなぁ…なんて思いながら洗い物を干していた。
お昼からはジムへ行ったり、本を読んだり。夜は久々Dごはん。チキンと野菜のローストに加え、なんとお味噌汁も。片付けも食後すぐに「ちゃちゃっと2人でやっちゃおう!」。どうしたんだ、D!? 嬉しいけど怖い。

さて。
旅行に出ていた現階下の若い夫婦が帰ってきた。元階下が今後もやってくる可能性があるため、私たちが経験した揉め事についてある程度説明しておいた方がいいと判断し、夕方、彼らが庭に出ている際に話に行った。すると、やってくるのは初めてではないと言う。で、ここからが本当に笑ってしまう話。

元階下は引っ越した後、電気や水道を止めていかなかったらしい。こちらの光熱費や水道代の請求書は3ヶ月に一度やってくる。おそらくこの期間の半ばに引っ越していった元階下は自分たちに支払い義務が残っていることをすっかり忘れていたと思われる(自分たちで各会社に連絡し、引越しの旨を伝え、新しい住所に請求書が届くよう手配するのが当たり前)。
電気会社からの連絡を受け、請求書を手にした元階下が現階下を訪れて言ったことは「全額支払え」。もうこの家(階下)に住んでいない以上、支払い義務はないというのが彼らの主張らしい。幸い、その際は夫くんも家にいたので、彼が対応し「言ってることがめちゃくちゃなのわかるよね?」と追い返したらしい(ちなみに彼は相手を威圧するには十分な素敵ボディーの持ち主)。
その後、若夫婦は電気会社に連絡し、きっちりと日割り計算で金額を出してもらい、それを払ったそうだ。これで丸く収まる話。
と思いきや。
懲りない元階下は再びやって来たという。そのときは妻ちゃんしかいなかったため居留守を決め込んだところ、ドアに「支払わないんやったら“取り立て屋”を向かわせることになるで」という手書きのメモが残っていたらしい(手書きってのが笑える)。
これがちょうど彼らが旅行に出る前の話。若夫婦は自分たちに不備のない話だったのでとりあえず保留にして旅に出た。そして彼らの不在中に元階下がやってきて、Dと遭遇、先日の話につながる。
話が前後するけど、気分の悪いことに、今日街中で元階下に出会ってしまっていた。こちらは車で向こうは旦那が商店街を歩いていた。元階下は首を切る動作でDを挑発。ちょうどその直前に「弱い犬ほど吠えるもん。今度やつらに出会ってもデンっと構えて笑っとき!」とDを諭したところだったこともあり、2人して完全無視。これはこれで良かったけど、気分は最高に悪く、またトラウマチックなストレスを抱えて帰宅。すると現階下の夫婦が帰ってきた、という流れ。

妻ちゃんが明日不動産屋に連絡を入れるとのこと。今後また現れるようなことがあったら警察に連絡し、またDがたいてい家にいるので、しつこいようなら助けを呼ぶようにということでとりあえず落ち着いた。本当に信じられない展開。先の揉め事の最中からちょっとおバカさん!?と思っていたけど、ここまでとは思わなかった。ほんまに「はぁ!?」っていう話。“盗人にも三分の理”とか思ってたけど、どうやら私はそうとう甘かったらしい。ちなみにこの若夫婦が入居する際、不動産屋からは「大丈夫と思うけど、元階下の人には気をつけて」と一言あったらしい。いやいや、大丈夫じゃなかったよーってな話で。

もうトラウマになってるんだと思う。彼らのことを考えるだけでとてもふさぎこんだ気持ちになっていた。しかし今回の問題は私たちには関係ないことがわかったので、正直だいぶ気が軽くなった。階下の若夫婦はしっかりしているのできっと上手にやってのけるやろう。
Dはこれまでに受けた数々の嫌がらせをいまだに根に持っており、今回の揉め事にも参戦する気満々。「これはウチの問題ではない」と言い聞かせているけど、姿を見つけたらまた大騒ぎするんやろうなぁ。よくよく言い聞かせておかないと。
早く問題が片付いて、二度とあの人たちの姿を見なくて済みますように。
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