華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪17年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

新人の台頭に焦り

2013年11月18日 22時29分39秒 | Weblog
本日午後シフト。スタッフ2名で12名の患者さん。そこに看護学生が来て、彼女が3名担当したため、私が5名、もう1人のスタッフが4名という体制。
このもう1人というのは研修中の新人さん。しかし。やることなすこと、超早い。しかも何もお願いしないのに、手が空いている間に私の分に作業までやってくれた。「新人さんの作業とは思えん…」と驚いたり、わが身の不甲斐なさを嘆いたり。勤務し始めて2ヶ月でこんだけの仕事、私にはできんかったなぁ。ちなみに彼女は韓国人。こちらに住んでもう10年になるので英語にはほぼ問題がないとは言え、やっぱりすごい。私ももっと見習わんとなー。

さて。
新人さんが私の作業を代わってやってくれたのには当然理由がある。
まずは新規入院があったこと。続いてある患者さんの容態がおかしかったこと。ヴァイタルサインをチェックしたところ、通常95%以上あるはずの体内酸素がなんと45%。めちゃくちゃ低い。そして脈拍、血圧ともに高い。大急ぎで酸素を吸入し、ドクターを呼ぶ。しかし問題は、この患者さんは認知症を患っており、処置にまったく協力的でないどころか、スタッフに対して暴力的。ドクターの回診の後も続けてヴァイタルサインのチェックをし、酸素を供給していたのだけど、勝手に酸素吸入器を外し、手当てに対して文句を言い、興奮して怒鳴り始め、しまいには私を殴ろうとした(当たらなかったけど)。しばらくしたら容態は落ち着いたのだけど、その後もソファからベッドに寝かそうとしても非協力的で文句ばかり。なだめすかすのが本当に大変だった。

さらに書いたら、もう一人認知症でフルケアが必要な患者さん。気に入らないことがあるとベッドから「おしっこー!」と叫ぶ。どうもこう言えばスタッフが来ることはわかっているらしい。そのたびに尿瓶をあてがうのだけどだいたい何も出てこない。しかし5回に1回ぐらいは本当に排泄があるので無視できない。夕方には呼ばれて部屋に行き、やはり何も起こらず部屋から出た5分後に「出たー!」と叫ぶので言ってみたら本当に"何か"が起こっていた。「なんで私がいるときにせーへんの!?」と聞いたところでどうしようもない。そんなこんなで3回もおむつとベッドを変えるはめになった。ヤレヤレ。

こんな感じで私の患者さんだけ問題児。ひとりでバタバタしてた。
明日は午前シフト。午前中にこの人たちの担当って大変やろうなぁ。うう、気が重い。

ところで。
先日持っていったブラウニー。焼きすぎたと思っていたけど、「あれぐらいでちょうどいい」という意見が。よかった、よかった。今日のチョコレートケーキも無事に全部食べてもらえた。疲れてるときのチョコレートは売れるのが早い。
おはぎの方は日本人の理学療法士さんとドクターへ。理学療法士さんからは及第点。今日、仕事に行く前に私も食べたところ、お餅は固く、アンコもさほど甘くなく、正直「もうひとつやな」と思ったんだけど、理学療法士さんは「このぐらいの甘さが好き」とのこと。結果オーライ。ドクターの感想はまたいつか聞けることやろう。
コメント

カフェ・ガリレオ便り-チョコレートケーキ

2013年11月18日 11時41分01秒 | カフェ・ガリレオ便り
昨日、おはぎと平行して作っていたもの。


チョコレートケーキ。光の加減を調整していたら、生活感あふれる写真になってしまった。

この2品のおかげでお昼前から夕方までキッチンに入り浸り。何時間もアンコとチョコのにおいにまみれてりゃ、そりゃ胸もいっぱいになるわなー。

いまだかつてスポンジケーキを焼くのに成功したことがない。いろいろとレシピを渡り歩いて、自分なりに検証してから実験に臨んだのだけど、やはり結果は同じだった。5センチあるかないかの高さ。もうこんなものなんだろうか?などとちょっとあきらめの境地。うーむ。
メレンゲ作りをいつもより念入りにしたのが良かったのか、割れることもなく、見た目がスムーズな表面にはなっていたけどさ。

いつもと同じようにチョコレートをサンド。味は決して悪くない。というか、私は自分で作るこのチョコレートケーキはかなり好き。もうこれでいいことにしようかな…。

次はチョコレートを入れない普通のケーキに挑戦してみるとしよう。
コメント