夜勤最終日。出勤してみると私のセクションに新規入院が4名も入っていた。そのうち3名が認知症。マジですかぃ…
患者さんも増えたのでスタッフも増員。2名で17名担当。うち9名が認知症、6名に徘徊癖、2名がフルケア。重い、重いよ~。
申し渡しは夜の9時半から。午後のスタッフが「まぁ…頑張ってね」という。彼女たちも夕方から患者さんたちにずっと振り回されっぱなしだったようで、見るからに疲労困憊の様子。そしてこの申し渡しの間にも新規で入ってきた患者さんが大興奮。徘徊癖があり、夕方もベッドの柵を乗り越えて歩き回っていたらしい。かつこの人にも尿道カテーテルが挿入されているのだけど、その意味が理解できずに何度も引っこ抜いたそうだ。
申し渡しをさっさと終わらせて2人がかりでおじいさんの説得へ。鎮静剤を2つほど飲ませることに成功したけど、それでも落ち着く様子はなし。気が付いたらまたベッドから出ていて、リーダーに来てもらって3人がかりでベッドに戻そうとしたけど逆に興奮度が増すばかりで、だんだん暴力的にもなってきた。リーダーがもう少しで殴られそうになった時点でそれまでとても優しかったリーダーもギブアップ。ドクターに電話して強めの鎮静剤を処方してもらい、1人が話しかけ、1人が手を抑えている間にもう1人がお尻に注射。結構な量だったにも関わらず、そのあと2時間ぐらいは眠ることなく粘り、そしてやっとベッドに寝かせることに成功した。いろんな意味でタフな患者さんやった。
この人のお世話がそりゃあ大変で、やっと落ち着いたのは夜中の1時。通常なら書類処理も終わり、そろそろ順番に休憩でもという頃。2人してすでに「家に帰りたいねぇ」などと半泣きになりながらコーヒーを淹れて、書類処理にかかった。するとイスを温めるヒマもなく、別の病室から“ドシーン”という音。大急ぎで音の方へ行くと、おとといもすっ転んだフランクがまた転んでいた。2人がかりで抱え上げ、ベッドへ。幸い大事はなく、すぐに眠りに落ちてくれた。
昨夜のうちに、フランクをナースステーション前の24時間誰かの目に触れる部屋に移動するようにお願いしており、そうなる運びだったのに、出勤してみたらまだ同じ4人部屋にいる。理由は翌日である今日朝に退院の予定だから、ということ。たった一日のために患者さんの部屋を移す必要はないという上の判断かもしれないけど、目の届かない部屋に置いておいたためにまた転倒させてしまった。これはちょっとうーんという気分。
なんだかんだで落ち着いたのは2時半ごろ。この後はいくつかのアクシデントがあったものの、上記2件に比べたらマイナー。交代で休憩に入って、早朝の投薬等の作業をこなし、無事に3連続夜勤を終えた。あぁ、しんどかった。最終日が一番きついってどうよ。
家に帰ってから、すんごい疲れていたのになぜか眠れない。夜通しずっと落ち着かなかったのを引きずっていたのかしら。9時前になってやっと眠りに落ち、目覚めたら2時前だった。5時間強。もっと眠りたい~。眠れないのに動きだす元気はなく、そのままベッドでゴロゴロして結局活動を始めたのは4時ごろ。今日は休日やけど、夜勤明けの休日はほんまにあってなきようなもんやわ。
すんごい空腹やったけど、何も作る気力なし。シェフDも今日は元気がなく(二日酔い)家事を拒否。日本みたいにスーパーにおいしい惣菜が並んでたらいいのに。結果的に食いしん坊夫婦は外食へ出た。たまに行くレストランのシーフードプレート。2人でお腹一杯。お値段もまぁまぁリーズナブル。何よりエビやカキが食べられるのがいい。
そして久しぶりにビールを飲んだ。労働の後のビールはうまい。
ダラダラしたわりにはちっとも回復した気がしない。明日もお休み。一日だけ。シェフDは料理を頑張ってくれたけど、掃除はイマイチ。明日はそれに追われることになるやろうな。よく考えたら6連勤明けでもある。ちょっとぐらい何か楽しいことをしたいなぁ。
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患者さんも増えたのでスタッフも増員。2名で17名担当。うち9名が認知症、6名に徘徊癖、2名がフルケア。重い、重いよ~。
申し渡しは夜の9時半から。午後のスタッフが「まぁ…頑張ってね」という。彼女たちも夕方から患者さんたちにずっと振り回されっぱなしだったようで、見るからに疲労困憊の様子。そしてこの申し渡しの間にも新規で入ってきた患者さんが大興奮。徘徊癖があり、夕方もベッドの柵を乗り越えて歩き回っていたらしい。かつこの人にも尿道カテーテルが挿入されているのだけど、その意味が理解できずに何度も引っこ抜いたそうだ。
申し渡しをさっさと終わらせて2人がかりでおじいさんの説得へ。鎮静剤を2つほど飲ませることに成功したけど、それでも落ち着く様子はなし。気が付いたらまたベッドから出ていて、リーダーに来てもらって3人がかりでベッドに戻そうとしたけど逆に興奮度が増すばかりで、だんだん暴力的にもなってきた。リーダーがもう少しで殴られそうになった時点でそれまでとても優しかったリーダーもギブアップ。ドクターに電話して強めの鎮静剤を処方してもらい、1人が話しかけ、1人が手を抑えている間にもう1人がお尻に注射。結構な量だったにも関わらず、そのあと2時間ぐらいは眠ることなく粘り、そしてやっとベッドに寝かせることに成功した。いろんな意味でタフな患者さんやった。
この人のお世話がそりゃあ大変で、やっと落ち着いたのは夜中の1時。通常なら書類処理も終わり、そろそろ順番に休憩でもという頃。2人してすでに「家に帰りたいねぇ」などと半泣きになりながらコーヒーを淹れて、書類処理にかかった。するとイスを温めるヒマもなく、別の病室から“ドシーン”という音。大急ぎで音の方へ行くと、おとといもすっ転んだフランクがまた転んでいた。2人がかりで抱え上げ、ベッドへ。幸い大事はなく、すぐに眠りに落ちてくれた。
昨夜のうちに、フランクをナースステーション前の24時間誰かの目に触れる部屋に移動するようにお願いしており、そうなる運びだったのに、出勤してみたらまだ同じ4人部屋にいる。理由は翌日である今日朝に退院の予定だから、ということ。たった一日のために患者さんの部屋を移す必要はないという上の判断かもしれないけど、目の届かない部屋に置いておいたためにまた転倒させてしまった。これはちょっとうーんという気分。
なんだかんだで落ち着いたのは2時半ごろ。この後はいくつかのアクシデントがあったものの、上記2件に比べたらマイナー。交代で休憩に入って、早朝の投薬等の作業をこなし、無事に3連続夜勤を終えた。あぁ、しんどかった。最終日が一番きついってどうよ。
家に帰ってから、すんごい疲れていたのになぜか眠れない。夜通しずっと落ち着かなかったのを引きずっていたのかしら。9時前になってやっと眠りに落ち、目覚めたら2時前だった。5時間強。もっと眠りたい~。眠れないのに動きだす元気はなく、そのままベッドでゴロゴロして結局活動を始めたのは4時ごろ。今日は休日やけど、夜勤明けの休日はほんまにあってなきようなもんやわ。
すんごい空腹やったけど、何も作る気力なし。シェフDも今日は元気がなく(二日酔い)家事を拒否。日本みたいにスーパーにおいしい惣菜が並んでたらいいのに。結果的に食いしん坊夫婦は外食へ出た。たまに行くレストランのシーフードプレート。2人でお腹一杯。お値段もまぁまぁリーズナブル。何よりエビやカキが食べられるのがいい。
そして久しぶりにビールを飲んだ。労働の後のビールはうまい。
ダラダラしたわりにはちっとも回復した気がしない。明日もお休み。一日だけ。シェフDは料理を頑張ってくれたけど、掃除はイマイチ。明日はそれに追われることになるやろうな。よく考えたら6連勤明けでもある。ちょっとぐらい何か楽しいことをしたいなぁ。
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