連日、虫えい(虫こぶ)の記事で申し訳ありませんが今日は新種かも知れない虫えい(虫こぶ)の話です・・・
「山の日」の黒斑山自然観察会ではミヤマモンキチョウの幼虫が居ないかなと登山道脇のクロマメノキ1株1株を細かく見ていたのですが、その中の1株に付いている果実が異様に長く歪になっていました。
普通の果実は球形なので、もしかして虫えい(虫こぶ)ではないかなと割ってみると案の定何かの幼虫らしきものが見えました。その場で写真を撮ってみたのですが・・・
ピンボケ・・・
家に帰ってから詳細に観察したいと果実を10個ほど持ち帰り、切断してあったものを再度観察しましたが「えい形成者」なのかどうか不明・・・
(↓)この白く頭が茶色い幼虫はどうもえいを食べる寄生者のようです・・・
図鑑を調べてもクロマメノキの虫えい(虫こぶ)は記載されていなかったので「虫えい同好会掲示板」に投稿すると早速に湯川先生(九州大名誉教授)から返信があって「今まで見たことの無いものなので標本が欲しいという」ので10個全部クール宅急便で送りました。あとは専門家の方にお任せです・・・
新種ならクロマメノキミフクレフシという名前が妥当な所かな・・・
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