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赤城山・水源の森での観察会の続きです。水生生物の時間では水生昆虫のほかにイワナやハコネサンショウウオの子供が観察できました。
ハコネサンショウウオは普段は陸で暮らす両生類ですが産卵は水の中で、オタマジャクシから変態して成長する子供たちも水の中で暮らします。
幼生には前足の頭側の付け根に鰓があってえら呼吸をしています。ハコネサンショウウオは変態して大人(大人になるのに3年もかかるそうです)になっても肺は出来ず皮膚呼吸なのだそうです。前足の指は4本・・・
後ろ足の指は5本・・・
指先には黒いマニキュアをした爪が見られます。流れのある渓流にすむサンショウウオには爪が必要なのだそうです。卵を産みに帰ってくるときも爪が出来るといいます・・・
これを精力剤や冷え性・疳の虫などに効くからと黒焼きにして食していたそうですが・・・
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ハコネサンショウウオ、未成熟だと背中がまだ赤くないですね。
江戸時代の箱根では疳の虫の薬や精力剤として塩に漬けて干した山椒魚が売られていましたけれど、他の地域ではどうだったんでしょうね。
水質が悪化したのか、融雪剤の影響か、本家では激減し
ているようで最近見かけなくなりました。
子供の頃はたくさんいたのですが・・・・。