
尾瀬に咲く草花を森林内と湿原に分けて紹介して行きます。今回は森林内編で出会った順番(多分適当)に紹介します。・・・と言うよりもブログに書くのは忘れっぽくなった私の備忘録の意味なのです。
樹木・草花・鳥などを解説しながら歩いていたのですが、尾瀬は入山者が多くてワンポイントで解説し急いで写真を撮って動かないと渋滞してしまうので大変です。真面目な学生の野帳を1日目のお昼に覗いてみたら既に50種類は超えていた・・・
(↑)鳩待峠から降り始めて直ぐにあったのがノビネチドリ(ラン科テガタチドリ属)で葉縁が波打つのが特徴かな・・・
黒い実が熟すと衝羽根のように見えるのでツクバネソウ・・・APG分類ではシュロソウ(メランチウム)科ツクバネソウ属に分類。
木曽の方言で喘息のことをズダと言い、その薬だからズダヤクシュ(ユキノシタ科ズダヤクシュ属)・・・
花が雪の結晶の様に見えるからユキザサ・・・ユリ科ユキザサ属からAPG分類ではキジカクシ科ユキザサ属またはマイヅルソウ属に分類されることになりました。
トチの葉に似ているニンジンなのでトチバニンジン(栃葉人参:ウコギ科)・・・
白い花はツボスミレかな・・・
ボタンの葉に似ているのでルイヨウボタン(類葉牡丹:メギ科)・・・
花柄と花の付け根に突起が無いからアマドコロだろうな・・・これもAPG分類ではキジカクシ科になりました。
葉脈が目立つハート形の葉から舞い立つ鶴を連想したマイヅルソウ・・・ユリ科→キジカクシ科(APG)
葉に柄があるからサンリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属)だな・・・
白山の最高峰・御前から名を取ったゴゼンタチバナ(ミズキ科ミズキ属)、開花株は葉が6~7枚、左後ろの未開花株は葉が4枚輪生しているのが特徴かな・・・
林内の木道脇に必ずと言っていいほど見られるコミヤマカタバミ(カタバミ科)・・・
何時もならたくさん見られるのだけど今回はこの一株だけしか見られなかったオオバミゾホウズキ・・・ゴマノハグサ科からAPG分類ではハエドクソウ科になりました。
鳩待からの下りで見られたクルマムグラは6枚の葉が輪生・・・APG分類ではアカネ科ヤエムグラ属
クルマムグラに似ているけど白砂越えで見られたクルマバソウは6~10枚が輪生しています・・・APG分類ではアカネ科クルマバソウ属
次回は湿原の花です・・・
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山と高原地図 尾瀬 燧ヶ岳・至仏山 2016 (登山地図 | マップル) |
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