しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

トランプ式

2016年11月13日 | Weblog
過激な発言で注目を浴びたドナルド・トランプ氏は次期米国大統領に当選した。支持者が多かった事は発言に共感を持った人が多かった事。共感を持った人が投票したということだ。移民、イスラムに厳しい発言。低所得者の不満、低学力、グレーカラー層、無党派層にアピールした。この層がこぞってトランプに投票した。心に響く発言をしたということだろう。
優等生の発言は案外心に響かないものだ。政治家としての経験からの発言だからだ。
また、クリントンか。とビル・クリントンの政治を思い出した層はヒラリーに肯定的とはならなかった。政治家としての安全保障上の機密の扱い(私用メール問題)も響いた。迫力に欠ける印象。反して、トランプは過激発言が減票とならなかった。かえって人気となった。
禁酒家のトランプが酒が入った時のような発言をする。次にどんなジョーカーが出るか。注目度が上がった。対するクリントンは後からあとから人気を落とすネタが出た。政治経験がないからこその発言がかえって人気となった。政治経験があってのフイリピンのドゥテルテ
大統領の過激発言とは印象が違う。有能な補佐官が大勢配される米国ではフイリピンの様な資質を問う問題とはならない。トランプファミリーの優秀さも救いとなった。ペンシルベニア大を卒業。実業家として成功している。有能であることは間違いない。娘もペンシルベニア大を主席で卒業している。兎に角、トランプの政治は注目だ。オバマ政権時代とは大きく異なる政治となるだろう。米国のマスコミの誤った予測が世界に衝撃を与える結果を招いた。日本もマスコミも気がつかなかった。マスクはトランプの方が売れた。タロット占い、インド、中国の占い、いずれもトランプ勝利と出ていた。案外当たる。世紀の大誤審と言われた言われた予測。どれだけ補正して新大統領の政策を予測できるか注目したい。

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