しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

朝が遅いと

2016年11月23日 | Weblog
5時45分。まだ暗い。夏場では4時には明るくなっている。活動時間もずれ込む。6月頃は4時には起床していた。
11月下旬のこの時期は6時を過ぎないと活動できない。会社の営業時間が年中同じではやはり負担となる。夏時間、冬時間は必要だ。空が明るいということは活動がしやすということ。雨天では外に出にくいということ。北国に限らず、冬になると眠くて朝が辛くなる。体重が増えてくる。睡眠時間と体重の関係は明確に季節変動があるそうだ。睡眠時間、体重とも1月がピークで、8月が最低となる。冬季に眠気や体重が増加するのと同時に「人と会うのが面倒」「何事もおっくう」などの抑うつ症状が出る人が多くなる。「冬季うつ」という症状だそうです。
秋口から始まって、春先には自然に解消するのでそれと気付く人は少ない。日照時間と関係がある。冬季うつの患者が多い順は
1位、秋田、2位、札幌であった。気象庁のデ―タでも秋田市の年間平均日照時間は1526時間で都道府県県庁所在地の中では全国で一番少ない。
全国平均は約1897時間である。トップの甲府市は2183時間である。気象官署全体のデータでは最も少ないのは山形県新庄市で約1323時間、2位は鹿児島県奄美市の約1360時間。奄美群島は雲の発生が多い地域であることが原因の由。結論としては、冬に睡眠時間が長くなり、食欲が増え、気分が低下する。日光が人間の眠気や気分をコントロールするかの科学的、生物学的なメカニズムの一端が明らかになりつつある。光環境が人類の心身に及ぼす影響をもう少し理解してみたいものだ。死の床にあったゲーテが「もっと光を!」と言ったのも「薄暗い部屋で気分が滅入っていたから」寝室の窓のシャッターを上げてくれ!と言ったのを後年の伝記作家が書き直したそうです。「川端裕人、三島和夫」著書の「8時間睡眠のウソ。」より

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