忖度がなかった。とは言い切れない。そこは反省材料。指示はしていない、指示もされなかったが、上司の意向を忖度して動く。優秀な官僚、補佐官とは多分そんな人材が昇進、就任していたのだろう。太鼓持ちともいう。上司には揉み手でも部下にはぼろくその発言をする。そんな人材は実は優秀ではないのだ。組織の実態を正確に把握して本来のあるべき姿を執行できる体制を整える施作を提言することが補佐官の仕事ではないのか。組織の実態を報告することこれは大変に難しい。多くの人事に影響を及ぼす。そこを正せるのは本当のトップしかできない。今回、森友、加計問題で多くの問題点が見えてきた。あれだけの審議時間をかけてようやく。の感がある。日本の官僚機構の本質を正す問題だからだ。スポーツの分野でも多くの問題が出ている。ありえないラフプレー。パワハラ、欧米のスポーツ界ではまず見た事、聞いたこともない。と識者も驚く。極く一分の人にしか見えていない問題。随所にあるのではないのか。見えていない実態を見える化する。そこが基本。そこから始まる。会計監査が気が付かない実態は会計は気がつく。巷に会計監査を引き受ける人はあまた存在する。会計を引き受ける人はほぼいない。組織の長を引き受ける人もほぼいない。組織の長は有能な部下が手足となって動く体制があって機能する。部下が離れたら誰が実務をするか。誰も役割分担に協力しなければ特定の人材に仕事は集中する。外部からは見えていないのだ。組織図、役員の配置図、兼務の実態。会議で決まった事を執行部側に立って発言してくれただろうか。そこも問題だ。外部に内部の恥をさらしたくない。退任した人の名誉も守りたい。どこまで実態をあきらかにできるか。悩みは大きい。