春の波どこにぶつかつても光る
NHK俳句大賞の一句。
久々にブログの更新を促された。
良い俳句に出会うと、句作意欲もまた湧き上がるもので、
19年度はトライしてみようかな・・・
日記でも一年を通してだとさまざまなことが有っても、昨日・今日・
明日と言う単位ではそれほど違った生活を送っている訳でもなく
俳句も詠みたい瞬間を待つこともいいのかも知れない。
最近は句作の数も減ってせいぜい月間50余りでしかない。
初学のころは毎日2~30は最低詠んでいたような気がするのに。
よく人からころころさんは熱心ね。などと言われるが、実のところ
根気の無い人間だからこそいつも課題を与え続けなければ
簡単に諦めてしまう自分を知っているからで、また口数は多いが
肝心なことが言えない語彙不足の自分の欠点を補って、唯一の
意思表示になると思っている。
掲句は七十代の女性の句。
選者評にも有ったがここまで言い切り断定されると、
何も返す言葉も無い。俳人は齢を重ねて見えてくるものが有る
しかしその反面句が淡くなるもの。
春の波どこにぶつかても 光る
あえて分かち書きしたがこの文節こそ内観である。