2月18日

2007-02-18 17:49:03 | Weblog


      春の波どこにぶつかつても光る

 NHK俳句大賞の一句。
 久々にブログの更新を促された。
 良い俳句に出会うと、句作意欲もまた湧き上がるもので、
 19年度はトライしてみようかな・・・
 日記でも一年を通してだとさまざまなことが有っても、昨日・今日・
 明日と言う単位ではそれほど違った生活を送っている訳でもなく
 俳句も詠みたい瞬間を待つこともいいのかも知れない。
 最近は句作の数も減ってせいぜい月間50余りでしかない。
 初学のころは毎日2~30は最低詠んでいたような気がするのに。

 よく人からころころさんは熱心ね。などと言われるが、実のところ
 根気の無い人間だからこそいつも課題を与え続けなければ
 簡単に諦めてしまう自分を知っているからで、また口数は多いが
 肝心なことが言えない語彙不足の自分の欠点を補って、唯一の
 意思表示になると思っている。

 掲句は七十代の女性の句。
 選者評にも有ったがここまで言い切り断定されると、
 何も返す言葉も無い。俳人は齢を重ねて見えてくるものが有る
 しかしその反面句が淡くなるもの。

   春の波どこにぶつかても 光る

 あえて分かち書きしたがこの文節こそ内観である。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする