天目に闇のかがやき春の雨 ころころ
驚くべき投句数・・・
久しぶりに現俳へ投句をしたので互選に参加すべく
選句欄を開く、なんと1100余句。一年前の900句
でさえ四苦八苦の選であったのに。
昨日約400句を選をしてみたが一句も予選に残らない。
数が数だけに当然見落としもあるだろうが、ころころが
毎月参加している句会のレベルの高さをあらためて確信
することとなる。
春光へ梶棒上ぐる人力車
早春の海木更津を過ぎてより
繊月や恋猫の距離動かざる
春寒や骨壷に聞く波の音
ひとすじに野火の助走の始まりぬ
2月句会のころころの選。連衆の佳句である。