2月22日

2007-02-22 20:52:25 | Weblog


     天目に闇のかがやき春の雨    ころころ

 驚くべき投句数・・・
 久しぶりに現俳へ投句をしたので互選に参加すべく
 選句欄を開く、なんと1100余句。一年前の900句
 でさえ四苦八苦の選であったのに。
 昨日約400句を選をしてみたが一句も予選に残らない。
 数が数だけに当然見落としもあるだろうが、ころころが
 毎月参加している句会のレベルの高さをあらためて確信
 することとなる。

     春光へ梶棒上ぐる人力車

     早春の海木更津を過ぎてより

     繊月や恋猫の距離動かざる

     春寒や骨壷に聞く波の音

     ひとすじに野火の助走の始まりぬ

 2月句会のころころの選。連衆の佳句である。
 

コメント
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