2月5日

2007-02-05 21:09:44 | Weblog


       神木は老木巨木風花す    ころころ

 2月の兼題句会も終りまた多くの収穫があったように思う。
 何年も俳句をやっていても連衆の選にはいつも一喜一憂は
 あるもので、それは何点入ったかではなく毎回テーマをもっての
 句作がはたして届くだろうか?という事にです。
 まえに坪内稔典さんの講演の中に、好評であっても残らない句。
 不評であっても残る句についてがあった。
 例えば一年間に500句詠んでも、いざ句集のためにとして何句
 自選できるだろうか?何句自分らしい句が詠めただろうか?
 自信が無い上に句会で不評となれば、それを押し切ってまでの
 自選が出来ないのが普通だろう。私もしかり。

      池の辺の影ともならず冬の草  

 掲句二句、正直にいって最終的には差し替えようかとも考え
 たのです。ある意味、ころころらしい句でそれが逆に不安だった
 から・・・・

      どの岩も仏顔なる吹溜り 

      春寒や両手につつむ薄茶碗

      わけありと思ふ真冬のサングラス 

             その他の今回の拙句 

   
 
 
 

コメント
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