( 稲架 )
<秋の吟行>
吟行の方法にに季節はあるの?
勿論です。自分を取り囲む「気」を詠むにはうってつけの季節です。
四季の中で一番「気」が生かされます
だから十七音の中になるべく吟行地などの固有名詞は避けることで
何音かの詩が詠えます。
俳句は季語を詠むといいますが秋だけは季語を借景にすると詩が生きてくる
不思議な季節だと思っています。
「小さな秋」「秋天」etc. 秋だけにゆるされた冠です。
その微動を詠むことが秋の句の成功になると思います。
ご健吟を・・・・
稲架かけの頃より多筆農日記
追伸に豊作と文結びけり