11月 9日

2010-11-08 23:11:33 | Weblog

        ( 竈猫・へっつい猫・かじけ猫 )

俳句ならではの季節感、季語の竈猫 季寄せによれば
「猫は寒がりで、冬は暖かい場所を探してうずくまる。火を落としたあとの生暖かい
竈の中へ入って、ぬくぬくと灰にまみれ寝ている光景がみられたりした
今では竈が少なくなったのであまり見られないが、ユーモラスで語感も熟している」
とある

何もかも知つてをるなり竈猫             富安風生

 

竈猫湯治客にもよくなつき               三浦恵子

 

しろたへの鞠のごとくに竈猫              飯田蛇笏

 

かまど猫家郷いよいよ去りがたし           鈴木渥志





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月 8日

2010-11-08 01:28:21 | Weblog

           ( 酉の市 )

 

昨日は立冬、そして一の酉・・は仕事でいけませんでした、今年の二の酉は19日
何とか行ってみようと思っています

見えつつも鳥居の遠し酉の市             瀬田幸子

 

道ひとつはづれてさみし酉の市            茂野六花

 

一の酉過ぎて蕎麦湯の淡き味             吉田鴻司


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする