( 七五三 )
花嫁を見上げて七五三の子よ 大串 章
花束の如抱き上げし七五三 千原 叡子
祝詞聞く足を遊ばせ七五三 川原友江
かくも小さき白足袋ありし七五三 林 翔
飴袋黒土擦つて七五三 沢木欣一
昔話
少し前にこのブログに書いたものを再アップしてみます
「物我一如」これは何かの本で読んだ写生の心得で、忘れていた言葉。
昔の作句ノートは22冊,その初期のノートの空欄に書いてあった。
早い話が自然と一体になると云う事だと解釈している。
昨今の吟行は歩きすぎる。
これもある本で読んだこと、「じっと自然に入る」「じっと思考に入る」
「じっと」が大切なことで、景勝地へ行けば行くほど佳句は授からないと聞く。
美しい景色の感動は俳句の感動とは少し違うようだ。
発