11月 15日

2010-11-14 23:40:27 | Weblog

           ( 藍の花 )

藍の花藍の華見て秋惜しむ           野見山ひふみ

 

沈みたる一蝶白し藍の花             星野高士

 

藍の花栞れば紅の失せにけり          坊城中子

 

綾子忌の風に穂をあぐ藍の花          鈴木千恵子

 



 

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11月 14日

2010-11-14 06:14:54 | Weblog

           ( 七五三 )

花嫁を見上げて七五三の子よ           大串 章

 

花束の如抱き上げし七五三            千原 叡子

 

祝詞聞く足を遊ばせ七五三             川原友江

 

かくも小さき白足袋ありし七五三           林 翔

 

飴袋黒土擦つて七五三                沢木欣一

     昔話 

少し前にこのブログに書いたものを再アップしてみます
「物我一如」これは何かの本で読んだ写生の心得で、忘れていた言葉。
 昔の作句ノートは22冊,その初期のノートの空欄に書いてあった。
 早い話が自然と一体になると云う事だと解釈している。
 昨今の吟行は歩きすぎる。
 これもある本で読んだこと、「じっと自然に入る」「じっと思考に入る」
 「じっと」が大切なことで、景勝地へ行けば行くほど佳句は授からないと聞く。
 美しい景色の感動は俳句の感動とは少し違うようだ。 
 発

 

 






 

コメント (2)
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