7月 24日

2024-07-24 04:29:53 | Weblog

                      土用・土用入り・土用鰻・土用波・土用干し

 

 

 

            夏の土用とは暑さ本番となる立秋前の約18日前からでこの夏の土用の18日間、

            土用1日目を土用太郎、2日目を土用次郎3日目を土用三郎などと称されて俳句

            にも詠まれていますが、元々は農耕との結びつきから出た言葉のようです。

            因みに今年2024年土用の丑の日は7月24日と8月5日です土用の丑の日には鰻を

            食べて英気を養う風習がありますが、これは風聞によれば平賀源内が友人の魚屋の

            ために本来鰻の旬の冬から魚の売れない夏に「滋養の薬」と紹介して応援したのがはじまりとか

 

 

 

                

 

 

 

          土用入りはらわた苦き小魚食ぶ          細見綾子

 

          土用波小さきテント村灯る            栗田やすし

 

          馬の背に撒くや土用の浄め塩           内田陽子

 

          竹林へひびく太鼓や土用灸            澤田正子

 

          土用波裏側見せて崩れたり            吉田明美

 

          和紙の里土用次郎の太鼓打つ           松永敏枝

 

 

 

                

 

 

 

          土用太郎ぬるき湯にゐる越後出湯         杉本 寛

 

          土用三郎裏道を風抜けて             石川美佐子

 

          国引の注連の太さよ土用東風           吉田鴻司

 

          さびさびと土用の蜆汁啜る            佐藤鬼房

 

          土用鰻うの字大きく紺暖簾            蕪木啓子

 

          古梅酒の封印を解く土用入            石田あき子

 

 

 

                

 

 

 

                サイトから一部資料・写真お借りしています 

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