
啓蟄
啓蟄は2025年は3月5日から3月20日日。および春分までの期間。太陽黄径345度雨水から数えて15日目頃。
二十四節気の第3啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、
大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。
啓蟄や天使の声のひきがへる 沢木欣一
啓蟄や野菜サラダを山盛に 河原地英武
調教の鞭啓蟄の地を打てる 矢野孝子
啓蟄や重機蠢く丸の内 武藤光晴
籠を編むひご啓蟄の地に撓ふ 都合ナルミ
啓蟄の竿先に泡二つ三つ ころころ
啓蟄の雉子が地を翔つ土煙り 飯田龍太
啓蟄や怒りて折りしペンの先 福永耕二
啓蟄や指輪廻せば魔女のごと 鍵和田釉子
塵取に啓蟄の虫あるあはれ 林 翔
海女小屋に啓蟄の日の荒莚 角川春樹
啓蟄の花屋から水流れけり 大島雄作
サイトから一部資料・写真お借りしています
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