深川めし声の神輿の通りけり 大木あまり
沙魚焼くや深川晴れて川ばかり 長谷川春草
昨日は久しぶりの連衆との深川散歩、一昨日の風雨が嘘の
のような秋晴れでした。
門前仲町に集合、深川不動へ・・まさに護摩が始まるところ
本堂には多くの檀徒が座している。若い僧が大太鼓を打ち
その響きは寺の参道まで響く。
連衆は参道の出店で作務衣を品定め？ひやかし？
これも散歩の楽しみなのである。
深川不動を出て左に５分ほど歩けば富岡八幡、ある意味
目的の地。神殿では結婚式が行われていた。
神前で巫女が舞っている。外には七五三の女の子と家族と。
深川は神仏に心を委ねる人々の暮らし振りが特に凝縮され
た町だ。
境内の神輿倉で先のブログでも紹介した大神輿に連衆の
驚きをみる。さる運輸会社の社長が寄贈したもので鳳凰と
狛犬の目にダイヤモンドが輝いていて、少々引いてしまう。
そして神輿倉の隣にある「深川宿」で深川めしをいただく。
連衆二人は「辰巳」炊き込みと、ぶっかけの浅蜊飯。
あとは浅蜊のぶっ掛け丼。八丁味噌風の味噌汁のぶっかけで
味は濃い目。炊き込みより浅蜊が柔らかく風味を楽しむなら
ぶっかけがお薦め。かなりのボリュームに連衆とも満腹！
ぶらぶら散歩しながら約２０分、深川江戸資料館へ当時の
家屋や長屋など生活ぶりを原寸大のジオラマがある。
その時代には勿論生存していないのに何故だか懐かしい。
色々楽しい一日でした。
予想通りあっちこっちにひっかっかりながら・・
でも、いざ俳句となればスイッチがオン。
さすがわが連衆です。
私もはつ様の三輪車にやられてしまいました。
お見事でした。
深川あたりは、ここさんや初さんの馴染みの場所なのですね。今度はもんじゃ焼きに連れて行ってください。
ころさんの自己紹介のそそっかしくて、がさつ、涙もろい他
何だか、響き合っていますね～
”朝顔や深川飯を仕込みをり 相川幸代「百鳥」
を見つけました。
いっぱいありますよ。
時間を掛けて、連衆と散歩しましょう。
もんじゃも向島焼きと月島焼きでは違うんですよ。
向島では具で土手など作らないんです。
そのへんのお話もまた散歩のときにでも・・・
小さな怪我はいつものことで、お風呂に入って
「痛っ！」って怪我に気づくんです。
小学～中学の成績表にはいつも「落ち着きがない」と
書かれていましたし・・・
まあ下町の子で落ち着きのある子はいません。
朝顔や深川飯を仕込みをり 佳句のご紹介ありがとう