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文化の日・文化祭 ( 旧明治節 )
文化の日(ぶんかのひ)は、日本の国民の祝日の一つ。
日付は11月3日。 明治天皇の誕生日にあたり、明治期に天長節、
昭和初期に明治節として祝日となっていた日です。
筆立に天眼鏡や文化の日 栗田やすし
文化の日古紙回収の車過ぐ 片山浮葉
折皺の国旗かかげて文化の日 上杉美保子
百円の詩集売る娘や文化祭 中野一灯
声援に忘れし台詞文化祭 花村富美子
豆腐屋のラッパ高高文化の日 篠田法子
外つ国の船の汽笛や文化の日 武藤光晴
折紙の文化勲章文化の日 河村惠光
たらひ舟傾きて進む文化の日 岡野敦子
校長が餅の手返し文化の日 長崎眞由美
箸袋木綿で作る文化の日 市江律子
軋みつつ止まる江ノ電文化の日 ころころ
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鴫立庵
手話劇に手話の拍手や文化の日 篠田悦子
教室に迷路をつくる文化祭 落合水尾
墨すれば埴輪のゆるる文化の日 秋元不死男
文化の日幹は画鋲をあまた刺 福永 耕二
よその猫雑草園に文化の日 山口青邨
明治節たからかに晴れ軽気球 成瀬桜桃子
明治節乙女の体操胸隆く 石田波郷
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文化の日(ぶんかのひ)は、日本の国民の祝日の一つ。
日付は11月3日。 明治天皇の誕生日にあたり、明治期に天長節、
昭和初期に明治節として祝日となっていた日です。
筆立に天眼鏡や文化の日 栗田やすし
文化の日古紙回収の車過ぐ 片山浮葉
折皺の国旗かかげて文化の日 上杉美保子
百円の詩集売る娘や文化祭 中野一灯
声援に忘れし台詞文化祭 花村富美子
豆腐屋のラッパ高高文化の日 篠田法子
外つ国の船の汽笛や文化の日 武藤光晴
折紙の文化勲章文化の日 河村惠光
たらひ舟傾きて進む文化の日 岡野敦子
校長が餅の手返し文化の日 長崎眞由美
箸袋木綿で作る文化の日 市江律子
軋みつつ止まる江ノ電文化の日 ころころ
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鴫立庵
手話劇に手話の拍手や文化の日 篠田悦子
教室に迷路をつくる文化祭 落合水尾
墨すれば埴輪のゆるる文化の日 秋元不死男
文化の日幹は画鋲をあまた刺 福永 耕二
よその猫雑草園に文化の日 山口青邨
明治節たからかに晴れ軽気球 成瀬桜桃子
明治節乙女の体操胸隆く 石田波郷
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最初の写真に林翔先生の句集が三冊…懐かしい!
『光年』と『石笛』は持っていますが、『寸前』は持っていないし、読んだことも無いような気がします。
先生を思うたび、いつでもあのお顔が浮かびます。ほら、童子仏を描いた色紙などがあるでしょう?その童子仏の顔に似てると思いませんか?
私がお会いしたのはかなりのお年になっておられたから…。ころころさんはいかがですか?
ただ俳誌の鍛錬会などの写真でお顔を拝見しています
私のイメージではベレー帽の手塚治虫でしょうか?
でもちわきさんの仰るようにも見えますね((笑)
初学の頃の私の頭の中は俳句でいっぱい
限られたお小遣いの中から毎月いろいろな俳誌を見たく、一結社で学ぶという考えでは有りませんでした
ですからお小遣いのある月は三誌、無い時は一誌
会員ではなく、当時は誌友として俳句誌を見て、
付いているはがきで投句していました
昨日寸前今日また寸前熟れ石榴 林 翔
この句が句集「寸前」の基となる一句でしたね
「和紙」に次ぐ第二句集でした
自句自解によれば「熟しきった柘榴は、池に落ちる寸前のように昨日は見えた。ところが今日も、落ちる寸前のままである。豊満の蔭の不安はいつまで」
この張り詰めた空気感が翔先生の真骨頂でしょうか
林先生の代表句は
〈今日も干す昨日の色の唐辛子〉です。
句集『和紙』の句ですが、これで俳人協会賞を取られたんですよ。私がまだ馬酔木には全く縁の無いときですが…
最後の句集『光年』で第20回詩歌文学館賞を受賞されたとき、その祝賀会が山の上ホテルで開催されましたが、それに出席してお会いしたのが最後になったかな…
私に俳句の手ほどきをしてくださったのは
「沖」の会員の田中茶能行さんでした
その関係で能村登四郎さん、林翔さん、福永耕二さん
の句集があり、能村先生、福永耕二さんの短冊も有るのですが・・林翔さんの短冊は有りません
ちわきさんは林翔さんに直接指導を受けられて
羨ましいです。
今日も干す昨日の色の唐辛子
佳い句ですね
☆先ほどから林翔さんが学校をお辞めになって半年頃の俳誌「沖」を見ています
私は二句欄、中原道夫さん、大島雄作さんが三句欄私もちゃんと勉強していれば・・( ノД`)シクシク…