8月19日

2006-08-19 06:22:22 | Weblog


   火の番も霧の中なる登り窯   ころころ

忙しさに感けて最近何も書いていない。少し反省しつつ
今日は久々にノンビリとして思いつくままに書いてみる。

連衆について、一緒に句会に参加している人と言ってしまえば
それまでで本来連歌から出発した俳句。一句一句に対する
取捨、品評、添削、選句のうちに批評が有り、同好者、友人
師弟という温かい関係の中に互いにより優れた作品を求め
あい、作者の俳句における心の底まで分かり合った上での
親身な、あるいは痛烈な批評がかわされる。
時には辛らつな発言となってしまうこともあるが、多くは
和気藹々たる談笑に終わる。わが句会の良さは一般的な
句会と違い、一句の評価だけを求めるものでない、その
流れの中のお互いの勉強会で、つまり連歌の席のように
全体として一巻の中の一句一句を高めようとする会だと
思っている。落選も選であり、なぜなのか理由を知れば
反省があり推敲の力がつくような気がする。
私だけの考えかもしれないが、一句会が一巻と考える。


 

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