
金糸梅
今回のテーマ「揺れ」のお題を見たときにまっさきにZaadの
♪揺れる思い♪を頭に浮かべたが、はて「揺れ」という文字を使うべきか
少々迷う。
言葉に見えない揺れを自分自身のテーマにトライ。ああそうか!と
後から連衆に分かってもらえれば成功と思っていたが・・さて成果は?
水中花見つめるだけの恋もして は様 愛様 し様 3票頂きました。
披講には少年期の恋、そして大人の恋と二意見がありましたが、作者としては
大人の恋、それも焦がれるほどではなく「恋心」ほどの軽さで心の揺れを
詠ってみました。取り合せの「水中花」は華やかでて静か。それを見つめる
人の心次第でどうにもとれる曖昧さ、揺れない花を対照にしたのが自分では
良かったのではないかと思いました。採って頂きたかった3人の方々にお採り
頂いて自分では満票の評価です。この句は「恋もして」として「恋をして」より
少し軽めの表現をしたつもりですが如何だったでしょうか?
一艇に膝つめあふて夏の川 は様◎ 愛様◎ あ様◎ し様◎ た様
5票頂きました。ありがとうございます。
この句は推敲にかなりの時間がかかりました。矢切の渡しでの吟行句で初案は
夏の川膝寄せ合って渡し舟 からの出発で掲句に至るまで8篇ほどの句に
なりました。一番の苦心点は「一艇に」でした。今でも自分でしっくりきては
いません。やはり披講時に「一艇」はヨットのように感じるというご意見、
同感です。また「艇」に対して「夏の川」の重複です。
参考意見是非お聞かせください。
前句は心の揺れ、後句は体感的な揺れ、「揺れ」という字を使わずに表現できた
でしょうか?
夏草のさゆらぎやまぬ古戦場 愛様 ゆ様 に採って頂きました。
これは「さ揺らぎ」とい言葉を使ってみましたが、いかにせん
「つわものどもが夢の後」の感を免れません。テーマ以前の問題かも知れません。
ねんごろに畳む日傘や木かげ茶屋 た様
一抹の光したがへ蝸牛 ゆ様 た様◎
黒南風や鳥鳴きにくる舫ひ杭 は様
沖南風やトタン張替え作業中 は様
以上のように七句もれなく票を頂きました。ありがとうございました。
時々、俳句に疲れながらも俳句を考えている自分に呆れてしまいます。
先々月など、請求締め日を忘れていて大変参りました。(苦笑)
それでも投句締切り日は忘れていないのですからねぇ・・・
それほど俳句の楽しみは奥が深いので片手間では本当の面白さは感じえません。
今回のテーマ「揺れ」のお題を見たときにまっさきにZaadの
♪揺れる思い♪を頭に浮かべたが、はて「揺れ」という文字を使うべきか
少々迷う。
言葉に見えない揺れを自分自身のテーマにトライ。ああそうか!と
後から連衆に分かってもらえれば成功と思っていたが・・さて成果は?
水中花見つめるだけの恋もして は様 愛様 し様 3票頂きました。
披講には少年期の恋、そして大人の恋と二意見がありましたが、作者としては
大人の恋、それも焦がれるほどではなく「恋心」ほどの軽さで心の揺れを
詠ってみました。取り合せの「水中花」は華やかでて静か。それを見つめる
人の心次第でどうにもとれる曖昧さ、揺れない花を対照にしたのが自分では
良かったのではないかと思いました。採って頂きたかった3人の方々にお採り
頂いて自分では満票の評価です。この句は「恋もして」として「恋をして」より
少し軽めの表現をしたつもりですが如何だったでしょうか?
一艇に膝つめあふて夏の川 は様◎ 愛様◎ あ様◎ し様◎ た様
5票頂きました。ありがとうございます。
この句は推敲にかなりの時間がかかりました。矢切の渡しでの吟行句で初案は
夏の川膝寄せ合って渡し舟 からの出発で掲句に至るまで8篇ほどの句に
なりました。一番の苦心点は「一艇に」でした。今でも自分でしっくりきては
いません。やはり披講時に「一艇」はヨットのように感じるというご意見、
同感です。また「艇」に対して「夏の川」の重複です。
参考意見是非お聞かせください。
前句は心の揺れ、後句は体感的な揺れ、「揺れ」という字を使わずに表現できた
でしょうか?
夏草のさゆらぎやまぬ古戦場 愛様 ゆ様 に採って頂きました。
これは「さ揺らぎ」とい言葉を使ってみましたが、いかにせん
「つわものどもが夢の後」の感を免れません。テーマ以前の問題かも知れません。
ねんごろに畳む日傘や木かげ茶屋 た様
一抹の光したがへ蝸牛 ゆ様 た様◎
黒南風や鳥鳴きにくる舫ひ杭 は様
沖南風やトタン張替え作業中 は様
以上のように七句もれなく票を頂きました。ありがとうございました。
時々、俳句に疲れながらも俳句を考えている自分に呆れてしまいます。
先々月など、請求締め日を忘れていて大変参りました。(苦笑)
それでも投句締切り日は忘れていないのですからねぇ・・・
それほど俳句の楽しみは奥が深いので片手間では本当の面白さは感じえません。
例えば硝子瓶の中から出せば瞬く間に生気を失い哀れな姿になる水中花。
入れた時ちょっと泡を吐いて、それはまるで溜息の様でもあります。
手を触れずにそっと水の中でつつましく咲く花を見つめるだけだからこそ「恋」という言葉がきれいに響くのでしょう。
沖南風の御句も私の物語があります。
これも実は少年の恋の物語として勝手に鑑賞いたしました。
良い御句を有難うございました。
また楽しみにしております。
ください。
水中花、恋、と並んでいるだけで、何故かこころが大いに騒いでしまう、不謹慎なワタシです。
特に素晴らしいと思ったのは、「恋もして」の「も」ですね。この、「も」によって、想像がさらに広がってしまいました。あんな恋、こんな恋、今回は静かにこころに秘めた恋なのでしょう。水中花の幽かな揺れも見逃さない、即ち、この恋は、もろく儚い。。。
あまり語らないほうが良いのでしょうね。
お目にとめていただいただけでうれしい作者です。