

恋の句を詠んだことがありますか?
青春時代に俳句をしていれば詠んでも、晩学となると、連句の付けとしての
恋句、または初恋時代の思い出として詠まれることでしょう。
例え、現在恋をされていても衆目下とはならず、句帖の片隅にあるままなはずです
俳句は短いが故に本心を的確に表してしまうのでしょう。
薔薇一枝挿しぬ忘られてはゐずや 藤田湘子
愛されずして沖遠く泳ぐなり
(恋する者の不安定なこころ)
人の手が静かに肩へ秋日和 鷲谷七菜子
相見ては菊冷ゆる夜も息あつし
別れむと酒ためらはぬ夜の雁
(恋情の昂揚から別れへ)
等身の秋草を過ぎ逢曳す 鷹羽狩行
七月は夜空を張れり寄れば凭る 友岡子郷
(愛のよろこび)
渡り鳥わが名つぶやく人欲しや 原 裕
重ね着て恋文すこし修飾す 鈴木栄子
羅や人悲します恋をして 鈴木真砂女
こうして並べてみると恋にもいろいろありますね。
恋句は表現の勉強にはもってこいだと思っています。

冬銀河句帖の端の恋いちず

ずうずうしく拙句を掲載しても若き日の恋句を紹介できるほど、
自信もなく。シャイなころころなのです。

未来図は直線多し早稲の花 鍵和田柚子
白い小さな花や緑の実も知っていますが
熟れると赤くなるのは知らなかった。
葉が黄葉して落ちる頃に、一緒に落ちてしまったのでしょうか。
米沢周辺はドカと雪が降ったようで、もう
確認のしようがありませんが。
掲載しましたが、お言葉でいま、色々調べています。
間違ってたらごめんなさいね。
五加木の花は春ですよね。
うこぎは作付けしているものの、ほれ、摘んで摘んでまた摘んで、花など咲かせないものだから確たる花の時期はわかりません。我が家では、うこぎの花は芯摘みをあきらめるころ盛夏のころに咲きます。野生のものでも花は夏以後ではないでしょうか。花ともいえぬようなはかなげな小さな淡いクリーム色で(白に近い)実も小さくて緑色です。一部赤茶色になることがあります。真っ赤なのは、、、見たことがないけれど、来季は、摘まない切らない枝で観察し、ご報告申し上げます。
やはり、五加木とは違うようですね。
葉っぱから言うと万両のように見えます、
確かに五加木の看板があったような気がしました。
今月また、植物園で確かめてきます。
とりあえず、万両に訂正します。
ご指摘、ありがとうございました。