
信濃川 (越後川口 SAより)
楽しい時間はあっという間に過ぎ去る・・旅もまた。
しかし俳句作家は旅の計画から創作に入ろうとする。
もし連れが2人だった場合、3人、4人、5人と居た場合。
奥の細道で芭蕉翁の連れが5人だったら、市振の宿で
遊女と同宿はできず、一家に遊女もねたり萩と月の句は
存在しなかっただろうと可笑しな想像もする。
旅の喜びは宿、料理、湯などなどあるが、一番は連れに
恵まれることだろう。今回の旅程は一人旅では何度も
来たところだが、今までに感じ得なかった感動や発見が
有った。どんな素晴らしい大自然もその前に人が立つ
事によって姿がはっきりする。
写生は絵や写真であってはいけないと改めて感じた。
そんな気になれたのも今回の連れのおかげだと思う。
ことです。適当な大きさで地図と写真を
見比べると、道路の形や川の意外な大きさに
驚かされます。
弥彦の緑濃い姿や柏崎の開けぶりなど見て
余韻に浸っていたりします。
浅いか、だと思っています。
私はもう次はどこに行こうか、いつ行こうか?
なんて先走っています。
それにしても食べ物が全て美味しかったですね。
この写真のあたりはまだ「いよっ!日本一!」などと感嘆しながら眺めましたが。。。
河口のあたりの、大布を伏せたようなしずかな流れは恐ろしいものとして目に焼きついています。目を閉じると音も無くシズカニ水がワタシの方へ動いてくる景色が浮かんできて、はっとして目を開けます。
泥の河。
大雨による影響でしょうか、それとも信濃川のいつもの姿なのでしょうか。
いつか確かめに行かねばと思っています。