蛇苺・へびいちご
へびいちごは、漢名の「蛇苺」に由来する。 中国ではヘビが食べるイチゴと考えられていたことや、
このイチゴを食べる小動物をヘビが狙うこと、ヘビの出そうな場所に生えることなどから、
「蛇苺」と呼ばれるようになった。 へびいちごの別名「くちなわいちご」の「くちなわ」は、
ヘビの異名。

形代に太釘のあと蛇苺 栗田やすし
ゆふぐれの母が水やる蛇苺 河原地英武
牧水の歌碑を囲めり蛇苺 岸本典子
憶良歌碑裾にまつ赤な蛇苺 武田明子
蛇苺そこよりけもの径まがる 山 たけし
蛇苺被爆瓦礫を這いひ出せり 幸村志保美

ふるさとの沼のにほひや蛇苺 水原秋櫻子
蛇苺朝夕は日も濡れにけり 福永耕二
蛇苺黒衣聖女の指が摘む 秋元不死男
幼子の隠れ遊びや蛇苺 川崎展宏
蛇苺ふるき社の女坂 浅田 伊賀子
まだ蛇に会はない色の蛇苺 今瀬剛一

サイトから一部資料・写真・知識お借りしています
へびいちごは、漢名の「蛇苺」に由来する。 中国ではヘビが食べるイチゴと考えられていたことや、
このイチゴを食べる小動物をヘビが狙うこと、ヘビの出そうな場所に生えることなどから、
「蛇苺」と呼ばれるようになった。 へびいちごの別名「くちなわいちご」の「くちなわ」は、
ヘビの異名。

形代に太釘のあと蛇苺 栗田やすし
ゆふぐれの母が水やる蛇苺 河原地英武
牧水の歌碑を囲めり蛇苺 岸本典子
憶良歌碑裾にまつ赤な蛇苺 武田明子
蛇苺そこよりけもの径まがる 山 たけし
蛇苺被爆瓦礫を這いひ出せり 幸村志保美

ふるさとの沼のにほひや蛇苺 水原秋櫻子
蛇苺朝夕は日も濡れにけり 福永耕二
蛇苺黒衣聖女の指が摘む 秋元不死男
幼子の隠れ遊びや蛇苺 川崎展宏
蛇苺ふるき社の女坂 浅田 伊賀子
まだ蛇に会はない色の蛇苺 今瀬剛一

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