
キブシの花・花木五倍子・通条花
キブシ科の落葉低木で落葉低木、葉は卵型で先がとがる。雌雄異株 春、葉よりも先に、黄色い花を
穂状につける果実はタンニンを含み五倍子(ふし)の代用として黒色染料とする
このあたり神の領域きぶし咲く 国枝洋子
花木五倍子海神(わたのかみ)への登り口 中根多子
夕映えの空むらさきに花きぶし 上田博子
吊橋揺れ花ぎぶしゆれ山の風 山下智子
木五倍子垂る山にかそけき水の音 廣島幸子
海沿ひの書院明るし花木五倍子 長崎マユミ
木ぶし咲き花折峠つづら折 古賀まり子
谷かけて木五倍子の花の擦れ咲 飯島晴子
たて書きの詩のごとくあり花きぶし 和田順子
花きぶし髪ざし木花之開耶姫 邊見京子
曽我堂へ木五倍子の花の雨雫 井水貞子
雨ながき十々里が原の花きぶし 古館曹人
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