
彼岸・彼岸入り・彼岸寺・讃仏会
一年に春と秋に有るお彼岸、俳句で「彼岸」と言え.ば、春の彼岸を指しま(浄土思想)の
考えから真東から上がる太陽が真西に沈む日を彼岸の中日に据えた前三日後三日を彼岸の期間であり
その中日を春分・秋分の日となしています今年2025年は昨日17日~23日入日を真西(西方浄土)に
拝み先祖の供養と自分の極楽浄土への到達を願う日と考えられます
仏教国は多く有りますが彼岸の考え、法要は日本独自のものです
彼岸団子作らずじまひ一人悔ゆ 細見綾子
緋目高に朝日溢るる彼岸入り 栗田やすし
彼岸僧見てきたやうに地獄説く 森 靖子
歌麿の春画積まれて彼岸寺 岸本典子
帰るたび母小さくなる彼岸かな 関根切子
うらがへる高き法螺の音彼岸寒 中斎ゆうこ
ついて来た犬も乗る哉彼岸舟 小林一茶
毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規
沼に沿ひ杖を漕ぎゆく彼岸婆 秋元不死男
四ッ手網すみずみ乾く彼岸かな 吉田鴻司
兄妹の相睦みけり彼岸過 石田波郷
よべばこたへありて彼岸へ渡し舟 富安風生
サイトから一部資料・写真お借りしています
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