チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

千葉が大変!

2019年09月13日 15時57分38秒 | 日記
千葉が好き
広大な土地山と海広い空、友人の家に行くと当てもなくドライブを楽しむ
昔ながらの庄やの邸宅、農家と言っても規模が大きい、緑の中で仕事をしている姿は日本本来の呼吸を感じる

車を止めて眺めている 時々きゅうりやトマトなど季節の野菜をもらえる(それが目当てではないけど)嬉しい。先日はできたばかりの新米まで頂いた。必ず住所を聞いてお礼状を出すので、今回もすぐに安否を尋ねることができた
幸い私の知っているところは復旧が早く「大丈夫だよ、またおいで」とお返事

千葉の農家も農薬や殺虫剤を使っているところは多いだろう
青森の知人がりんごとお米を作っているが「農薬を使わないと売ってくれないんだよ、農協は」ということだった
国を上げての農薬国だから仕方がない

「きものという農業」という本を出版した時新たに色々と地方を回っての取材をした、外国にもでかけた。その中で木綿に使われている農薬の量の多さに正直ぶったまげた!
その当時は「和綿」を生産しているのはごくわずかでとてもとても流通には乗れない量。ここで不思議だったのは海外での綿栽培の農薬の現場を見ていて
「木綿は虫が付きやすいから農薬を使いますか?」
全く使わないと名言、なぜなら日本の土壌には独特の微生物があり農薬は必要ない。と言い切られた

それから土壌の中にいる微生物が気になりなんと沖縄の比嘉先生が開発したEM菌にぞっこん。そうしたら千葉の印旛沼近くの農家の方が野菜を持って現れた。私以上にEM菌患者。でも美味しい 

昭和50年代「千葉のおばさんと総武線」というタイトルで市原、津田沼、茂原などから総武線を使って都内に野菜を売り歩く女性たちのルポを書いた。ご自分の身長の三倍くらいのかごを背負って都内を歩いて販売。帰りはその籠は空になり車内でキャッキャ笑いながらのおしゃべりが楽しそうだった

土を愛している人たちの生活がいち早く普通に戻ることを祈って

#千葉のおばさん #総武線 #EM菌 #沖縄の比嘉先生 #土壌菌 #農薬 #殺虫剤 #中谷比佐子


コメント
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