なるべくならば、いつも楽しく笑顔で
私もそう思いながら塾を運営しています。
でもときには、その生徒さんのことを思うがゆえに、
指摘をしたり、意見をしたり、改善を求めたり、そんなことをすることがあります。
そんなときに、ふと涙を見ることがあります。
正直に言うと、昨年は二人の生徒さんを泣かせてしまいました。
きつと、自分の中でモヤモヤした言葉にならない感情があったのだと思いますが、
それが私の言葉で現実化して、一気に吹き出してきた、
見ていてそんなふうに思いました。
でも、そこからの二人の成長は著しかった。
いい意味で"吹っ切れた"、そんな感じに見えました。
言葉にならないモヤモヤした感情を抱き続けるよりも、
その時は辛いかもしれないけれど、
第三者によって言葉にされて見の前に示される方が、
本人にとっても整理されて、良かったのかなと感じます。
涙を流す、
普段はあまり見たくはない光景ではありますが、
ときにそういう経験をすることで、
その分だけその人はは"成長した"ということになるんだと、私は思います。逆に何かを言われても聞き耳を持たずスルーをしてしまったり、
叱られないように、ただひたすら無難に生きてしまうのは、
なんだかとってももったいないように思います。
よく考えてみると、
人が成長をするときには、必ずといっていいほど感情が関わってくるように思います。
感情が大きく揺さぶられるからこそ、
間違いに気付けたり、喜びを分かち合えたり、
そうやってヒトは"人"らしくなっていくのだと思います。
最近寂しいのは、そういう感情をシャットダウンしてしまっている人が多くなっていることです。
感情に揺さぶられるのは、
ある意味、確かにめんどくさいことでもあります。
聞く耳を持たなかったり、聞いても感情を動揺させないほうが、生き方としては楽かなとも思います。
でも、人としての成長ということを考えたときに、
それは少しもったいないことをしているようにも感じます。
私はときに、
皆さんの感情を揺さぶることをするかもしれません。
でもそれは、皆さんの成長に大きく関わっていると思うからこそすることです。
学ぶことを通して自分と向き合い、
人としても成長してもらえる、
もちろん、できることに限りはありますが、
できるだけのことは、皆さんとともにしていきたい、
そんなふうに思います。
※この記事中の写真は、すべてイメージです
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