最近はICTを使った教育が盛んになってきました。
スマホやパソコンがあれば、いつでもどこでも学習できるようになり、とても便利なものだと思います。
しかし、それを"成果が出るように"使いこなせている人がどれくらいいるのか、実はそこが心配です。
教育の分野でいえば、かなり便利なアプリや、You Tubeを始めとした学びの道具が増えてきています。
このようなICT機器が普及し、コンテンツが増えてくればくるほど、
それをどのように使うかによる差が大きくなってきます。
便利が故に、しっかりと使いこなす人ははどんどん先に行き、
使いこなせない人(使う意志のない人)との差はますます大きくなってきます。
ある意味、全員が一律だったアナログ社会よりも、
個に徹することのできるデジタル社会では、個に徹することができるが故に、
その差がさらに大きくなってしまうのは必然と言えます。
そんなデジタル時代だからそ、
それを使いこなせる人を育てることが大切なんだろうと思います。
ICTは確かに便利な道具です。
それは言うまでもありません。
ただそんな便利な道具だからこそ試されるのは、その人のメンタリティーなんだろうと思います。
便利になればなるほど、
社会が進めば進むほど、
メンタリティーが大切になってくる。
逆説的かもしれませんが、
私にはそのように思えます。
最近のコロナ禍で、当塾が定員減らしてでも対面授業にこだわったのは、この点にあります。
中学生のメンタルは、まだまだ成長の途中です。
そんなときに、道具をホイと与えて終わりにしてしまうのではなく、
対面で接するからこそできる人と人との繋がりの中で、
いつかは便利な道具を使いこなせることのできるメンタリティーを育てたい、
そう思ってやってきました。
道具は機械的な警告や表彰はしてくれますが、感情のこもった叱りや褒めはくれません。
対面では面と向かって叱られることも、互いの表情を見ながらの喜びの分かち合いもあると思います。
この差がこれからの時代でどう影響するか、
私はこの点から、対面の塾に今しばらくはこだわり続けたいと思います。
※この記事の写真は、すべてイメージです。
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