愛知県春日井市の日本酒専門店【地酒屋あさい商店】

楽天市場店○http://www.rakuten.co.jp/jizake-asai/

価格の表記について

表記価格はすべて税込み価格です(2021年4月1日より)

■蔵元訪問記~長野県・飯山市 「水尾」醸造元・田中屋酒造店

2012年09月17日 18時06分38秒 | ●蔵元訪問記


9月10日
当店お取引先の
長野県「水尾」醸造元
田中屋酒造店さんにおじゃましました。。。

「高蔵寺」駅から普通電車で
「多治見」駅まで行き
そこから長野行きの「しらさぎ1号」に
乗り換えました。。。



「ワイドビューしなの」はやっぱり
長野方面へ行くときは1号車がいいです
ワイドなビューを満喫できます

3時間弱で長野駅に到着して



長野駅から飯山線に乗り換えです
なんかレトロっぽい電車がすごくいいです



窓から見える風景もこんなかんじ・・・

そして
40分ぐらいで飯山駅到着!!



駅舎も昭和の時代を感じさせます


駅から歩くこと10分
↑意外と近い

商店街っぽい
町並みのなかに

どーん!!



田中屋酒造店さん発見!!



扉を開けると
中は蔵の直売所になっています。。。



おおっ!!
水尾・純米吟醸・紅ではないですか・・・



蔵の中をご案内していただいたのは
田中屋酒造店さんの社長さん



この時点で酒造りは始まっていて
(金紋錦のお米を急遽仕入れたため)

米洗い、浸漬をしています・・・



洗ったお水が吹き出る瞬間!!



こちらは、仕込みタンク



酛場です~♪*☆



お酒を搾る圧搾機
通称「ヤブタ」です。。。



瓶洗いの様子



瓶詰めラインですね



今回仕入れた「金紋錦」です



大きな冷蔵倉庫の中には
お酒がいっぱい!!



これから・・・
熱気にあふれる麹室です



仕込み水はこの「重油」と書かれた
タンクに貯蔵されていますよ



そしてそして
良質なお米の産地として知られる
木島平です



ここでこのお蔵さんがつかっている
金紋錦は収穫されます



今年の醸造計画を社長さんに
説明していただきました

そして
さらに!!

うなぎ通で知られる社長さんに
長野県でいちばん!うまい!といわれる
うなぎ屋さん「本多」さんに連れて行ってもらいました



県外からもたくさんお客様が
おみえになるそうです。。。



ぼくもうなぎは大好きなので
このうなぎには感動しました
すばらしいです
~♪*☆(o^∀^o)

お忙しい中
社長さん
ありがとうございました


■鹿児島県の祁答院蒸留所にいってきましたぁ~♪*☆(o^∀^o)

2012年06月21日 18時08分42秒 | ●蔵元訪問記


6月17日の日曜日
鹿児島県の
焼酎「青潮」「野海棠」の
蒸留元・祁答院蒸留所へいってきました。。。

愛知県の中部国際空港(セントレア)を
午前8時すぎに出発!!



全日空の鹿児島便です
前のほうの座席は嫌いなので
後ろから3番目をとりました



この日の機内は結構すいていて
20人~30人ぐらいが
のっていました

鹿児島空港まで酒蔵の方にお迎えしてもらい
鹿児島空港から車で1時間ぐらいで

到着です~♪



蒸留所の玄関です
すごくきれい

玄関には当店取り扱いの「野海棠」の姿も・・・



しばらく社長さんたちとお話したのち
蔵を見せていただくことに・・・



▲内部の全景



▲蒸留所入り口にある貯蔵タンク
すごい迫力です!!



▲そして「麹室」へ・・・
芋焼酎「野海棠」すべて

①【手造り麹】です ←ポイント

前面杉板張りの麹室で
モロブタという木の箱をつかって
蔵人たちが手作業で麹をつくっています



▲造られた麹はかめ壷によって
一次仕込を行います



▲こちらは芋の粉砕機



▲米麹はこんなかんじに
なっています



▲二次仕込みは
木の樽で行っています

②【木槽(もくそう)仕込み】 ←ポイント

これでつくられた焼酎は
原料芋の甘みがよく引き出された
丸みのあるものに仕上がります



▲二次仕込み中

この蔵の蒸留機は



▲ステンレス蒸留機と



▲木製の

③【木樽蒸留機】 ←ポイント

があり
「野海棠」は全量
木樽蒸留機で蒸留されます

これは、昔ながらの杉製の蒸留機で
低圧でゆっくり蒸留させるため
木の香りが焼酎の原酒にうつり
ほのかな木の香り漂う
焼酎ができあがります

そして
その焼酎はやわらかく、まろやかな味わい...

造られた焼酎は瓶詰めされ



▲「落羽松(らくうしょう)」
とよばれるところで

④【洞窟貯蔵】 ←ポイント

されます~♪*☆(o^∀^o)

これは
年間を通じて寒暖差と空気抵抗がないため
温度、湿度を一定に保ち
焼酎の風味を安定させるはたらきがあります。

そして
限定焼酎「野海棠」ができあがるのです



ここでのポイントは4つでした

①【手造り麹】
【かめ壷仕込み(一次)】
②【木槽(もくそう)仕込み(2次)】
③【木樽蒸留機】
④【洞窟貯蔵】

これは
日本でただひとつの焼酎
「野海棠」だけが
この製法でつくられています

さすが!!
すばらしいです~♪*☆(o^∀^o)


■蔵元訪問 愛知県愛西市・日本酒【義侠】醸造元~山忠本家酒造

2012年02月08日 13時57分04秒 | ●蔵元訪問記


きのうわぁ~
地元・愛知県愛西市の
日本酒『義侠』醸造元
山忠本家酒造さんへいってきましたぁ~♪*☆(o^∀^o)



毎年恒例の
今年度の造りや
近況報告です~♪*☆

昨日対応していただいたのゎ
蔵元さんの次男さん
山田昌弘さんです。。。



山田昌弘さんゎ
京都の同志社大学を優秀な成績で卒業され
関西方面で食品販売を3年経験し
平成19年度の造りからお酒をつくっていて
今期で5造りめとなります。。。

今から4年くらいまえだったのかなぁ~
当店におひとりでご挨拶にみえて
一緒にうなぎを食べて・・・
日本酒の将来のヴィジョンを熱く語り合ったのを思い出します~♪*☆(o^∀^o)

また、ここでもなが~く
お酒のことを話し込んじゃいました~♪

お酒の話ゎ
蔵元さんも酒屋も楽しいですからねっ



蔵の中を今年も拝見させていただくことに・・・

この蔵の自家精米機をみてから・・・

酒母!



この日は3つの酒母がたててあって
この日たてた酒母、前日、前々日のものを見せていただきました



う~ん いい香り~♪*☆(o^∀^o)

そして麹室へ



たべたら、あま~い お米~♪

そして吟醸蔵へ移動して
仕込みタンクを拝見



今年はおおむね70%、60%ともに
総米750キロ~800キロで仕込んでいるそうです



こちらも、いい香りがたっています



30%精米の仕込みタンク
こまかくてきれい~♪*☆

そして

テント倉庫

どーん!!



広い敷地に建てられたテント倉庫です



こちらは、おもに貯蔵用のお酒がはいっています

おおっ・・・ 30%中汲み16年醸造・・・
ほしいなぁ~

なんて、思いながら

つぎゎ~



母屋の裏手にあるぅ

出荷用倉庫



うわぁ~
ここも、すごい量!!!

そしてぇ



斗瓶取りのお酒がズラリ!!



ラベルから
仕込み26号の
斗瓶番号8番ということが
読み取れ、これゎ
すべて30%精米のお酒なので(チラッとみたらどっかにかいてあった)
いつかは商品化してもしいなぁ~
なんて思ったりもしましたぁ~♪*☆(o^∀^o)

その後、また応接室にもどり
山田昌弘さんと
最初よりもうちょっと踏み込んだ
お酒の話などをさせていただきました~

そして、場所を売店と併設している事務所にうつして
山田明弘社長をまじえ、3人で楽しく今後の展望など
お話をしました~♪

みなさん、ありがとうございましたぁ~♪*☆(o^∀^o)


『義侠』醸造元・山忠本家酒造へ『生酒』の買い付けに行ってきたよ~♪*☆(o^∀^o)

2011年03月07日 13時09分06秒 | ●蔵元訪問記


きのうわっ。。。

愛知県愛西市の日本酒『義侠』の醸造元
山忠本家酒造にいってきましたぁ~♪

おもに
・生酒の買い付け
・ヴィンテージ酒のテイスティング
・新商品『はるか』のお披露目
ですぅ~

『義侠』の生は
春の買い付けに蔵までいかないと手に入らない!!
ここで、注文をうけた数だけ生を出荷し
あとは、すべて火入れしてしまうから。。。ですぅ

だから日本全国から酒屋さんが集まるよ。。



『山忠本家酒造の吟醸蔵』

このなかの、圧搾機のある部屋で毎年テイスティングは行われます。



『今年の生酒』

ちょっと、例年にくらべて出品本数が少ないけど・・・
新商品もいままでにたくさんあったしね
これだけしか残ってない。。。ということで
今年の生は、さらに稀少性が高いかも。。。



『義侠のストック・ヴィンテージ』

おおっ!!
ヴィンテージ酒がズラリだよう。。。
これわっ すごい!! すごいよぅ~

ってことで
この機会にすべてのヴィンテージ酒をテイスティング
うっまぁ~♪

ここで、その一部をご紹介。。。

●17BY、19BY、20BY、21BYの60%特別栽培米
●11BY、12BY、13BY、15BY(タンク違い)の50%

などなど。。。 すごくたくさん

ですぅ~

そしてそして
昨年秋からお話があった

どーん!!



『新アイテムのはるか』

ですぅ~♪*☆(o^∀^o)

アルコール度数が14.2度で
しかもぉ!!低価格の純米酒です。。。

お酒になれていない方でも
すんなり飲めてしまう『義侠』です。。。

当店に近日入荷予定なので
メルマガをこまめにチェックしてね~♪*☆(o^∀^o)

試飲会の後
日本全国からあつまった酒屋さんたちと
蔵元さんを囲んで・・・
名古屋市の南区の桜本町にあるお肉屋さんで『しゃぶしゃぶ』~♪*☆(o^∀^o)

その後、また蔵元さんと、酒屋さん有志で
名古屋市の泉にある有名な『まほらま』さんへ・・・

朝から、『義侠』づくしの、よい一日でしたぁ~

やったぁあああ~♪


濱川商店 美丈夫

2010年09月30日 17時10分53秒 | ●蔵元訪問記
9月の27日高知県の【美丈夫】醸造元・濱川商店におじゃましました。
・・・というのも、10月の初旬をもって名古屋空港から、高知へ飛ぶ飛行機がなくなってしまうので、今行っておかないと、岡山経由で電車で行かなければならない。。。からです。


朝、8時50分ころ高知空港到着。


高知空港まで、1時間の道のりをお出迎えくださった濱川商店さんの岡崎さんの車で蔵に向かいます。


濱川商店到着。。。 (o^∀^o)

座と段ののち早速酒蔵を見学です。


酒米を蒸すための釜。要領の小さいものがもうひとつある。なお精米は高知県内の共同精米所を利用。


15本ほどある仕込みタンク。仕込みは総米900キロ~1.2トンで行われる。写真は岡崎氏。


放冷機。蒸しあがった酒米を冷やすための機械。


圧搾機(通称ヤブタ)。ほかにフネを使用している。


高級酒貯蔵用のサーマルタンク。


麹室。引き込みなどすべてこの部屋ひとつで行われる。


酒母室。まわりとはビニールカーテンで仕切られ温度管理されている。


麹室、酒母室へはこの急な階段をのぼらなければならない。。。


300石はマックスではいる貯蔵庫。


最後に、東条町山田錦を使用して造られたお酒のみを試飲。


夜は蔵元さんと、高知県では最高峰のおすし屋さんへ・・・、【ゆう喜屋】
プロ野球のキャンプの季節には選手たちや関係者もよく利用する高級店。


食材にはきびしい、大将


まずは、ソーダカツオの子供、’めぢか’を・・・。


新鮮でなければお刺身で食べられないので、この日午後2時にあがったものを。。。
とてもおいしい。。。 仏手柑(ぶっしゅかん)をしぼって。。。


やりいかのお刺身。。。これもコリコリだよう。。。


カツオのお刺身。。。これも超新鮮なので感動ものです。


おすし。。。これもすばらしい (o^∀^o)


飲み物は当然【美丈夫】のお酒。。。
写真はこの店のオリジナルカクテル【ゆずしゅわっ】
これめちゃくちゃうまいよ・・・・。
レシピ教えてもらったので今度公開します。
ソルティドック風です。


つづいて【ぼくさん2】へ


本店がお休みなので、こちらで一杯。。。


つづいて、カクテルを飲みに・・・。【Francois】へ


高知発祥のカクテル【マダム・ロシャス】を味わう。。。

さんざんのんで蔵元と二人でさらに飲み続けた。。。

翌朝・・・

本当は、香川県で開催中の瀬戸内芸術祭にいきたかったけど。。。
ねぼうしたので、近場の高知城へ


やっぱり天守閣のあるお城はよい。。。 実はぼくはお城マニアである。


城から望む高知市内


そしてそして、四国屈指の中古レコード屋へ・・・。


ビートルズの各国盤も充実している。。。


店内にはリッケンバッカーがズラリ。。。
ギターは50本ぐらいは売っている。

以上高知の旅はおしまい。。。

初亀醸造蔵元訪問

2010年03月06日 18時10分12秒 | ●蔵元訪問記
 3月5日、静岡県の藤枝市岡部町にある【初亀】醸造元・初亀醸造にお邪魔しました。
 対応していただいたのは同蔵の代表、橋本氏にしていただきました。
 写真は、「亀さん」の愛称で親しまれている橋本氏(右)と、お嬢さんです。
 まず、古いたたずまいの応接間で【初亀】の本年度の新酒を試飲。とてもフレッシュで、なおかつ上質感のある味わいには「ホッ」とします。蔵元さん同様おだやかで芯のしっかりした酒質がこの蔵の売りものです。
 杜氏さんが滝上秀三氏から西原謹嗣氏に今造りから変わっているので、何か変化があるかと思いましたが、長年にわたって滝上氏が作り上げてきたものを継承し【初亀】らしさがお酒の中に表現され絶品であることを確信しました。西原氏は高知県の【土佐しらぎく】を造っている蔵元で杜氏経験があり、近年は【義侠】醸造元・山忠本家酒造でも酒造りに携わってきました。とても経験豊富な杜氏さんです。


▲橋本謹嗣社長▲

 まずは、橋本謹嗣社長より蔵の歴史や今後の展望を聞く。


▲試飲▲

 【初亀】の定番酒の新酒を利き酒させていただく。


▲蔵の入り口▲

 蔵は売店および母屋の裏手にあり、年代を感じる会談を登っていく。


▲洗米器▲


▲洗米した米を【水】と【米】に分ける機械▲


▲麹室▲

 この蔵には麹室が2室あり、引き込みは2室で行う。


▲基本的に箱麹を使用▲


▲温度調整がしっかりとされた酒母室▲


▲大吟醸の仕込み室▲


▲大吟醸以外の仕込みタンク▲

 チタン製タンクを4年ほど前に導入している。


▲圧搾機▲

 通称【槽】とよばれる圧搾機は大吟醸に使用される。


▲貯蔵庫▲

 搾ったお酒は3室の大きな冷蔵室に置かれた貯蔵タンクに集められる。

山忠本家酒造蔵元訪問

2010年03月03日 12時16分56秒 | ●蔵元訪問記
 3月2日愛知県愛西市にある【義侠】醸造元・山忠本家酒造にお邪魔した。
 山忠本家酒造の山田社長はぼくにとっては人柄のよい優しい蔵元さんとして映っている。取引を申し込んでから取引していいただけるまでに約2年半かかった。以前にも何かに書いたかもしれないが、当時当店では「あさい・どっと・こむ」というフリーペーパーを2ヶ月に一度ぐらいのペースで発刊していた。内容的には日本酒用語の解説や、醸造の過程をわかりやすく説明したもの、新入荷商品の紹介や論評などが主な内容だった。
 山忠本家酒造から当店に電話があり「一度蔵のほうに来てください」ということだったので、蔵に伺うと、取引に関する話とは別に、ぼくが送り続けていた「あさい・どっと・こむ」の十数枚を出してきて、
 「お前!ここの内容がちがっとる」「この記述が不適切だ!」以下云々・・・。とすべてのものの訂正箇所に赤ペンでラインを引き、訂正文が書き込まれている。
 ぼくは、この山田社長の好意にすごく感激した。まだ取引もしていないぼくの文章に目を通してもらっただけでもありがたいのに、「こういうふうに直せ」と指示までしてくれた。
 実に熱い蔵元さんだ・・・。
 その後「お酒の会をやりますから出席していただけませんか」というと、出席を快く引き受けていただけるし、蔵を見せてくださいとお願いしても「ええよっ」とご返事をいただく。ぼくにとっては、思いやりのある優しい蔵元さんだ。
 昨日の話だが、ぼくはお酒の注文方法がちょっと特殊なので、
 「お前、なんでああいう注文するんだ。俺はわからん」と山田社長
 「これは●▲■です」とぼくが言うと、一瞬の間をおいてにこやかに、
 「お前、●▲■に気づいたか」
 「はい、えへへ・・・。」
 というような会話を昨日して蔵を見せていただきました。
 (●▲■は極秘なので活字にできません。すみません)


▲山忠本家酒造の源仕込み水を汲み上げるポンプ▲

 地下250メートルから木曽川、御岳ともいわれる伏流水を蔵の精米所の前から汲み上げている。


▲蔵の裏手にある巨大濾過プラント▲

 ここでは、鉄分、マンガンなどを巨大プラントにより濾過、貯蔵している。


▲コバルトブルーの仕込み水▲

 この美しい水があってこそ銘酒【義侠】生まれるのだ。


▲精米所▲

 蔵の敷地内にある自家精米所には5機の精米機がある。


▲限定給水後のお米▲

 この蔵ではすべてを限定給水する。これは【えにし】に使用されるもの。


▲米を蒸すための釜▲


▲蒸した米を今度は冷やすための冷却機▲


▲麹室▲

 「ふた麹」と「床麹」を使用し、750キロ仕込みは前者、それ以外は後者となる。


▲酒母▲


▲仕込みタンク▲

 仕込には開放タンクが使用されるが、通常はカバーをかけた状態になっている。この光景は圧巻だ!


▲仕込みタンクの中をのぞくと・・・・▲


▲圧搾機▲

 ヤブタ式圧搾機と水槽(写真)と蔵内で呼ばれている圧搾機とを使い分けている。


▲貯蔵庫▲

 この蔵には冷蔵貯蔵庫がいくつもあり、そのなかの一つには斗瓶で貯蔵されているお宝も・・・・。


▲今回蔵の中をご案内いただいた杉村杜氏▲


 山田社長、杉村杜氏、ありがとうございました。

黒龍酒造蔵元訪問記

2010年02月18日 14時55分41秒 | ●蔵元訪問記
 2月16日と17日福井県の永平寺町にある黒龍醸造元・黒龍酒造にお邪魔いたしました。黒龍酒造の水野社長ならびにスタッフの方とは年に数度お会いして、お酒の試飲や酒造りのお話などをさせていただくのですが、今回は名古屋市中区にある日本酒BAR The酒 〇五二の店主さんとそこのお店の方を連れての蔵元訪問です。
 16日お昼過ぎに名古屋を特急【しらさぎ】に乗って一路電車は福井へ向かいます。


▲特急【しらさぎ号】の切符▲


▲初めて乗る【しらさぎ】於:名古屋駅▲


▲電車内でまず、黒龍・純米吟醸山田錦酒門スペシャルを1本!!!▲


▲次に、左の黒龍・大吟醸愛山酒門スペシャルを1本!!!▲


▲福井駅に到着し・・・・。▲

一見酒屋さんのような店構えのラーメン店【五目亭】で、ギョウザと若鶏のから揚げをおつまみに、黒龍・大吟醸しずくを一人3杯ほど・・・・。そのあと予約してあった日本料理店に行き、地魚をつまみに、黒龍・純米吟醸をまず1本、そして黒龍・逸品や福井の地酒を少々。
 そしてさっきの【五目亭】に戻りしずくをまた1杯。そして看板メニューのラーメンをいただき、近くのジャズバーへ・・・・。
 そこで4時間飲みつくし、お店の方から「もう閉店ですから帰ってください」と言われ、しかたなくホテルに戻り、〇五二の大将の部屋で、黒龍・大吟醸しずくを1本。
 蔵元訪問の前日は名古屋を出発してから13時間飲み続け就寝しました。


▲17日えちぜん鉄道で松岡へ▲


 17日黒龍酒造に到着しいよいよ蔵見学です。
 黒龍酒造は蔵の中は撮影禁止なので写真はありません・・・。スミマセン。
 まずは日本酒の原料である酒米を貯蔵してあるところで白衣に着替え、いざ蔵中へ・・・。
 黒龍酒造が使用する仕込み水【九頭竜川の伏流水】を見せていただきました。色はコバルトブルーに近い澄み切ったもので非常に良質の仕込み水だと一目でわかります。
 次に、浸漬作業と米を蒸す釜あるところへ・・・・、ここでは主に精米した米を洗い水分を供給させ米を蒸す作業が行われます。ちょうどぼくたちが行ったときは米を蒸している最中で大きな釜からたくさんの湯気が立ち上っていました。
 途中、畑山杜氏にご挨拶して、そして、掛け米用の冷却機を見せていただき、麹室へ・・・。麹室はこの蔵には6室ほどあり円滑にスピーディーに作業が行われています。また麹菌の培養も黒龍酒造独自の研究室で行われ、専門スタッフが日々研究の毎日だそうです。
 酒母質を拝見し、仕込みタンクへ・・・。タンクはすべて開放タンクが使用され中吟クラスは総米1.500仕込だそうです。それから圧搾機、槽(フネ)と呼ばれるものと、通称ヤブタ式圧搾機を拝見しました。
 本社での酒造りの作業はここまでで、これ以降の過程は2005年に完成した【兼定島酒造りの里】に移動します。


▲兼定島酒造りの里▲


 こちらでは。貯蔵、火入れ殺菌、瓶詰め、ラベル貼り、出荷が行われます。
 貯蔵タンクはすべて密閉式のタンクで行われ、一部生酒についてはサーマル・タンクを使用します。また、二左衛門は斗瓶で貯蔵し、石田屋に関しては瓶で囲います。その他の火入れ酒に関してはすべて密閉タンクが使用されます。瓶詰めライン、ラベル貼りの作業を拝見して、黒龍酒造水野社長にご挨拶をいただきました。
 テイスティングとして、【黒龍・大吟醸龍】【吟醸生酒・垂れ口】【大吟醸・九頭龍】をテイスティングさせていただきました。


▲黒龍酒造水野社長とThe酒・〇五二の大将▲


 そして、水野社長にご紹介いただきました和食・懐石のお店へ・・・。ここでは電車の時間まで地魚の造りやみずがに、へしこ、のれそれ(アナゴの稚魚)などをいただき、黒龍・大吟醸九頭龍をとっくりで15杯くらいいただき大変満足しました。
 そして電車は一路名古屋へ・・・・。

 黒龍酒造さんありがとうございました。

▼人生、ゆるかわいく生きたいなぁ~

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