2月16日と17日福井県の永平寺町にある黒龍醸造元・黒龍酒造にお邪魔いたしました。黒龍酒造の水野社長ならびにスタッフの方とは年に数度お会いして、お酒の試飲や酒造りのお話などをさせていただくのですが、今回は名古屋市中区にある日本酒BAR The酒 〇五二の店主さんとそこのお店の方を連れての蔵元訪問です。
16日お昼過ぎに名古屋を特急【しらさぎ】に乗って一路電車は福井へ向かいます。
▲特急【しらさぎ号】の切符▲
▲初めて乗る【しらさぎ】於:名古屋駅▲
▲電車内でまず、黒龍・純米吟醸山田錦酒門スペシャルを1本!!!▲
▲次に、左の黒龍・大吟醸愛山酒門スペシャルを1本!!!▲
▲福井駅に到着し・・・・。▲
一見酒屋さんのような店構えのラーメン店【五目亭】で、ギョウザと若鶏のから揚げをおつまみに、黒龍・大吟醸しずくを一人3杯ほど・・・・。そのあと予約してあった日本料理店に行き、地魚をつまみに、黒龍・純米吟醸をまず1本、そして黒龍・逸品や福井の地酒を少々。
そしてさっきの【五目亭】に戻りしずくをまた1杯。そして看板メニューのラーメンをいただき、近くのジャズバーへ・・・・。
そこで4時間飲みつくし、お店の方から「もう閉店ですから帰ってください」と言われ、しかたなくホテルに戻り、〇五二の大将の部屋で、黒龍・大吟醸しずくを1本。
蔵元訪問の前日は名古屋を出発してから13時間飲み続け就寝しました。
▲17日えちぜん鉄道で松岡へ▲
17日黒龍酒造に到着しいよいよ蔵見学です。
黒龍酒造は蔵の中は撮影禁止なので写真はありません・・・。スミマセン。
まずは日本酒の原料である酒米を貯蔵してあるところで白衣に着替え、いざ蔵中へ・・・。
黒龍酒造が使用する仕込み水【九頭竜川の伏流水】を見せていただきました。色はコバルトブルーに近い澄み切ったもので非常に良質の仕込み水だと一目でわかります。
次に、浸漬作業と米を蒸す釜あるところへ・・・・、ここでは主に精米した米を洗い水分を供給させ米を蒸す作業が行われます。ちょうどぼくたちが行ったときは米を蒸している最中で大きな釜からたくさんの湯気が立ち上っていました。
途中、畑山杜氏にご挨拶して、そして、掛け米用の冷却機を見せていただき、麹室へ・・・。麹室はこの蔵には6室ほどあり円滑にスピーディーに作業が行われています。また麹菌の培養も黒龍酒造独自の研究室で行われ、専門スタッフが日々研究の毎日だそうです。
酒母質を拝見し、仕込みタンクへ・・・。タンクはすべて開放タンクが使用され中吟クラスは総米1.500仕込だそうです。それから圧搾機、槽(フネ)と呼ばれるものと、通称ヤブタ式圧搾機を拝見しました。
本社での酒造りの作業はここまでで、これ以降の過程は2005年に完成した【兼定島酒造りの里】に移動します。
▲兼定島酒造りの里▲
こちらでは。貯蔵、火入れ殺菌、瓶詰め、ラベル貼り、出荷が行われます。
貯蔵タンクはすべて密閉式のタンクで行われ、一部生酒についてはサーマル・タンクを使用します。また、二左衛門は斗瓶で貯蔵し、石田屋に関しては瓶で囲います。その他の火入れ酒に関してはすべて密閉タンクが使用されます。瓶詰めライン、ラベル貼りの作業を拝見して、黒龍酒造水野社長にご挨拶をいただきました。
テイスティングとして、【黒龍・大吟醸龍】【吟醸生酒・垂れ口】【大吟醸・九頭龍】をテイスティングさせていただきました。
▲黒龍酒造水野社長とThe酒・〇五二の大将▲
そして、水野社長にご紹介いただきました和食・懐石のお店へ・・・。ここでは電車の時間まで地魚の造りやみずがに、へしこ、のれそれ(アナゴの稚魚)などをいただき、黒龍・大吟醸九頭龍をとっくりで15杯くらいいただき大変満足しました。
そして電車は一路名古屋へ・・・・。
黒龍酒造さんありがとうございました。