あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

そら

2006-12-20 23:55:20 | つれづれ
ドラマ「14才の母」の最終回を観た。

中学生同士が結ばれること、
14歳で妊娠すること、
そして、母になる選択をすること、
その娘の出産を認めること、
命がけの出産に望むこと、

このドラマが問いかけた問題はいくつもあって、しかもそれらが複雑に絡み合っている。僕自身も、これらの問いに対し、すべて受容することはまだ出来ない。
けれども、最も問われたのは、人が人を愛することについてだと思う。
妊娠し、出産することで、美希は周囲の人たちの愛情を改めて知ることが出来た。
彼女の妊娠を認めようとしなかった教頭先生も、彼女に対し愛情を持っていた。
単に妊娠するのが悪いとか、中絶を認めるか否かということでもなく、目の前の人に対する愛情があるか否かということだと思う。

世間からは白い目で見られるだろう。それを承知して、家族は「産んで育てる」という娘の選択を受け入れた。父が家族の写真を撮ったのは、その時の決意を残しておきたいという気持ちもあったのだろう。

フィクションだとわかっているのに、つい気持ちが高ぶると言うか…。
でも、単に世間の常識だからとか、そういうことではなく、一人ひとりが考えることが大切なんだ、と…

さて、いつもの僕は、果たして自分の選択に際し真剣だろうか?
コメント
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