あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

いい香り

2006-12-23 21:05:05 | つれづれ
昼過ぎに公園を後にし、吉祥寺で昼食をと思いながら、ふらふらと街中を流した。
途中、有名な「いせや」の仮店舗に引き込まれそうになったが、飲酒運転になるので後ろ髪を断ち切って後にした… この店(仮店舗の前)は、以前から気にはなっていたのだが、なかなか行く機会がないうちに取り壊されてしまった。
この性格は、女性に対してだけではない…

しばらく裏通りを走っていたら、「支那そば いしはら」と書かれた行灯と青い暖簾に、ペダルを漕ぐ足が止まった。たまに働く決断力に後押しされて暖簾をくぐると、カウンターに7席のこじんまりとした店内には、先客が4人。
店は、存在感のあるご主人と、それを手伝う女性店員の2名で切り盛りされている。
品書きの中ほどに「ワンタンメン」があったので、迷わず…ちょっと迷って、「ミックスワンタンメン」を注文する。
ご主人は、ワンタンと、少し置いてから麺を鍋に入れた後、専用の湯にどんぶりをくぐらせ、しょう油だれと油をどんぶりに注ぐ。そして頃合いを見てだしの鍋を開けると、かつおのいい香りが漂う。

そのスープと、麺、ワンタン、そしてチャーシューが入ったどんぶりをご主人から受け取る。
まずはレンゲでスープを一口。あっさりだが、味はしっかり乗っている。麺は細麺で、スープにピッタリだ。
ワンタンは手作りらしく、茹で上がりの生皮がとろりとして…プチ猫舌が失礼しました
どんぶりを抱え、麺をすすり、スープを呷る。最後に水を飲んだのだが、このおいしさに失礼と思い、再びスープを呷った。

「直感は正解」だった。
家に帰ってから答えあわせをしてみたが、やはり正解だった
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買い食いって

2006-12-23 19:23:35 | つれづれ
高校の頃、放課後は毎日のようにハンバーガー店で友人と過ごしていた。
そこにはらくがき帳が置いてあって、好きな子の名前を言い合って、そこに書き込んだりしたような…

さすがに今ではそんなことはしていない、というか、そんなことに付き合ってくれる友人もいない
ところで、買い食いって、行儀の悪いことの一つとされているけれど、こんな楽しいことはないんじゃないか、って、最近改めて感じる。ムスッとした顔で買い食いする人はいないよね みんな、楽しんでいるよ。
別の問題(?)は置いといて、楽しいことはいいこと、だと思う。

井の頭公園の売店で、焼き団子を食べた。味はみそとしょう油のどちらかと訪ねられ、しょう油も好きなのに、なぜかきっぱり「味噌」を選んだ。
暖かい日差しの下で、周りの人たちもとうもろこしなどを笑顔でほおばっている。
他人の幸せも、僕を暖めてくれる
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春を待つ

2006-12-23 19:11:52 | つれづれ
久しぶりにサイクリングに出かけた。目的地は…井の頭公園!
「いつかデートに」と思っていたり、そうでなかったり、で、中に入ったのは初めてのような気がする
一人で、それもよりによってイブイブにこんなところに来るなんて、どうにかしていると思うが…

石神井公園に行ったときにも感じたけれど、「何を描こうか」とずいぶん悩む。が、池のほとりに立つ一本の木に呼び止められ、ベンチに道具を広げて描き始めた。

すでにほぼすべての葉を落とし、冬を越そうとしているこの木に、はじめ静寂を感じていたのだが、幹から枝を描いていて、たくさんの新しい枝を伸ばしていることに気付いた。青々とした木にのみ生命力を感じていた自分が浅はかだった…

公園内にはカップルも多かったが、親子連れでボートに乗ったり、水鳥にえさを与えている光景も数多く目にした。いつか、こんな風に冬を楽しむ日が来ることを願いつつ、心の枝を伸ばしていこう
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