あしたはきっといい日

楽しかったこと、気になったことをつれづれに書いていきます。

うたたね

2010-10-11 13:04:04 | つれづれ
三連休の最終日になってようやく晴れた朝を迎えた。ただ、体調は思わしくない。それでも予定を入れた手前、断るわけにも行かず、バスに乗り込んだ。

この揺れ具合が心地よく、にぎやかな車内でもぐっすり眠っていた。

さて、今日はゆっくりできるだろうか。風邪気味の体調を何とかしないと、眠いままだ。

何を夢みる

2010-10-10 23:55:04 | 前に進む
旅を共にした『セゾン文化は何を夢みた』を、旅から戻り読み終えた。

もう20数年前になるが、高校への通学で池袋西武の入口前を毎日朝晩通り過ぎていた。それだけで「セゾン文化」の空気を吸っていたなどというのはおこがましいが、それでも、高校時代に西武グループについて鉄道系と流通系を比較研究したり、当時オープンした有楽町西武のポスターを無理を言って譲っていただいたりした。その有楽町西武も今年の末には閉店するという。この本にも書いてあるが、既にセゾングループは過去のものとなっているとはいえ、一抹の寂しさを感じる。

パルコの意味のわからないコマーシャルになんとなく心惹かれたことや、ウッディ・アレンの「おいしい生活」など糸井重里さんのコピーも懐かしい。セゾングループが携わったもの全てに触れたわけではないものの、あの時代の文化を引っ張っていったという雰囲気は、その時代を生きた人々にとって好き嫌いこそあれ共有されていて、この本では当事者が当時のことを淡々と語っているとはいえ、それが力強く伝わってくる。読んでいて、時に涙が出ることもあったが、なぜだったのだろう。

現代アートをめぐる旅の途中でこの本を読み、横尾忠則さんや日比野克彦さんとの関係に触れているところと前後して彼らの作品に触れたり、また脚注にクリスチャン・ボルタンスキーの名を見つけたりしながら、そこに潮風とともにセゾンの空気をなんとなく感じていた。「セゾン文化がなかったら」という問うつもりはないし、現代アートが市民権を獲得した今日、その役割の大きさを実感する。

今はもうグループとしては存在していないが、それでもなんとなく繋がっている。西武やLibroに通うのは、その幻影を追いかけているのかもしれないが、今も「文化を担う企業」という部分は残っていると信じているからだろう。一企業グループの域をはるかに超えるその活躍は、堤清二/辻井喬氏らが語るように既に役割を終えたとは言え、西友のプライベートブランドを出発点としながらも独自の位置を確立した無印商品だけでなく、どこかしらに輝きを残している。そして、それを信じながらこれからも通い続けるだろう。


うらめ

2010-10-09 23:00:56 | つれづれ
昨日までの疲れに全身を覆われたかのように、体が、そして頭も働かなかった。動きたくない怠惰な心と、もったいない感とが交錯し、よけいに疲れが溜まっていく感覚にとらわれた。

何とか抜け出そうと雨の中を車で出て行った。だが、渋滞にはまりさらに疲れが増してしまった。

「こんなことなら」と思いつつも、家の中に閉じこもっていたらもっと疲れていた…だろう。

まあ、今夜はゆっくり寝よう。

つかのま

2010-10-08 21:18:54 | つれづれ
帰宅後に食事を作るのは無理だと思い、デパートに寄った。ちょうど「北海道物産展」が開催されていたので、エレベーターで催事場まで上がった。

期待していたのだが、閉店間際だったこともあり、食事系は売り切れのものが多かった。一つだけ弁当を買い、いつものソフトクリーム売り場に行き、定番のミルクソフトをいただいた。冷たさが心地よい。

旅行から帰って以降、忙しい日々が続き、これからも続く。せっかくの連休も天気が悪いようなので、ゆっくり休むとしよう。

出せない答え

2010-10-07 07:11:02 | つれづれ
秋の空を見上げる。どこまでも高く広がる空の先に、何かを探すでもなく、でも、何かを求めている。

自分のなかにあるはっきりした気持ちをオブラートに包みながら、気持ちの先にある人と向き合う。いや、正確には向き合ってはいないのだろう。オブラート一枚で守られていているのは、自尊心や自己愛だけなのだろう。

電車の窓越しに改めて空を見上げても、そこに答えが見つかるわけでもない。それはオブラートを溶かさないと出てこないと、頭ではわかっていても、その厚みは逆に増していく。

夜更かしの後

2010-10-06 07:29:56 | つれづれ
窓際の席に座ると、日差しの暑さを感じる。それなのに、売店で買ったお茶はホットで、ついつい上着のポケットからハンカチを出す。途中駅から混み出した車内には、強められたエアコンから涼しい風が送り込まれるが、今度はいささか寒い、

と、思っているうちに眠ってしまった。昨夜も夜更かししてしまい、寝不足気味な中、少しはゆっくりできた。

だが、今月はあれこれと予定が詰まっている。それを思うと、あまり夜更かしはてきないな。

次の楽しみ

2010-10-04 20:36:19 | 旅する
夕飯に駅そばを選んだのは、単に時間が惜しかったからだが、小豆島に渡る船の上から何度もうどんを食べたので、そばを食べたくなっていたのは事実だ。

香川と言えばうどんというイメージは、確かに間違いではなかったものの、島巡りを除いては高松から出なかったこともあり、たまにテレビで見る郊外の製麺所に併設されたセルフのうどん屋さんを楽しむには至らなかった。そう、蛇口から出る出汁の味は、帰りに高松空港で味わったのみだ。

まあ、あれもこれもと欲張らず、楽しみは次にとっておこう。